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2018.02.28
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

企業の人材開発に携わるメンバーと集う機会があった。
あるメンバーが、社内でミニ「1on1」や「フリーアドレス制」を導入したが、狙っていた効果がイマイチ表れなかった理由を語ってくれた。

そこで出たのが『蛇口輸入』のはなし。
「幕末に日本から武士の一団がヨーロッパを訪れ、蛇口をひねると綺麗な水がでることに感嘆した。その中の一人が蛇口を大量に買って帰国したという・・・」
蛇口を輸入しても、すぐさま綺麗な水が出る訳ではない。
水を貯え、水路を引き・・・巨大なシステム張り巡らされた上で、はじめて蛇口から水がでるようになる。
ナイキ人事部の増田氏が著書で紹介していた話だという。

やみくもに新しい制度を取り入れても、綺麗な水(効果)が出る訳ではない。
そのことを私たちは頭で理解している。
どこから水を引き、どうやって水路を張り巡らせるか、緻密で一貫性をもった水路を設計し、滞りなく水を流すよう整備することの方が、よっぽど時間も手もかかる。
蛇口を輸入し取り付けることを優先して、水路の整備を疎かにしてはいないか?

妙にしっくりしながらも、自分の仕事に置き換え、身が引き締まる思いがした。

2018.02.27
カテゴリ : 日々つれづれ

17日間の平昌オリンピックも幕を閉じた。感動、興奮を与えてくれた選手の皆さんに、お礼の言葉を述べたい。ありがとう。
「参加することに意義がある」と言われるが、いくつの競技が行われたのだろうか。15種目で100近くの競技があるだろう。ちなみに金メダルの数を数えたら103だった。銅メダルまで数えればすごい数にはなるものの、オリンピックでメダルを取ることは、凄いことだと思う。そんな選手のインタビューを聞いていると、ほとんどの人が「自分1人の力ではなく、周りの人たちの支援や協力があったから」とういうようなコメントを言う。感謝の気持ちを持っている。
人は一人ではいきることはできない。オリンピックでメダルを取るような、特別なことすることもないけれど、一人で生きていくことは難しい。
感謝の気持ちを忘れず生きよう。   吉田 典佳

2018.02.26
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務の岩野です。

2月も終わりに近づき、日中は暖かくなってきました。
暖かくなると同時に、そろそろ花粉症の時期がやってくるのではないでしょうか。

さて、私たちは毎日様々な人々との交流の中で生活しており、
職場、学校、家庭、地域をはじめ、社会のあらゆる場面での対人関係をぬきには
私たちの生活は成り立ちません。いかにIT化が進み便利な世の中になっても
「仕事の流れは、対人関係の流れである」と言えるほど仕事に占める対人関係の
ウエートは高いと思っています。
先日、久々にとある仕事関係者と飲み会をしました。2年ぶりの再会につもる話を
して盛り上がる予定だったのですが、序盤から「話がつまらなくなった・・・」と一言。
正直びっくりしました。
実は、以前に比べ「人との会話」がうまくできないと自分自身が感じていたのです。
そこで、あらためて対人コミュニケーションについて学習してみました。
他の人との交流や対話を通じて、自分自身や相手の心の状態を分析する交流分析。
自己の性格のアンバランスを見つけ、正しく自己認識し、セルフコントロールできるよう
に分析するエゴグラム!自分と他者の行動特徴そのものに焦点をあて、観察し、分析し、
行動パターン類別するソーシャル・スタイル・・・!?
対人コミュニケーションを学習すると、とても奥が深い!いやどんどん深みにはまっていく・・・。
学習しているなか、とんでもないことに気がついた。
最近の自分は、そもそも「会話を楽しんでいない!!」ということ。
定型的な会話になる訳だ(笑)
ご近所付き合いからビジネスシーンまで、コミュニケーションツールで一番使う会話(言葉)
をもっと気楽に捉え、楽しもう。会話に目的を持ち、自己を開示し、相手を知ることを繰り
返して構築される人間関係。そのために必要なコミュニケーションの奥深さを、気づかされ
ながらこのブログを書いている2月最後の投稿となりました。
皆さんは、会話を楽しんでいますか。

2018.02.23
カテゴリ : 日々つれづれ


人生の全てをかけて絶え間ない努力をして勝ち取った人。
そして、その後ろには人生の全てをかけても1歩夢に届かなった人がいるはずです。
こんな時に思い出すのが「スローカーブを、もう一球」を書かれている山際淳司さんです。
成功者の後ろにいる沢山のもう一歩届かなかった人たちの人生が多く書かれており、古い本ですが30年程過ぎても印象に残っています興味のある方は是非本屋さんで手に取ってみて下さい。
私事ですが、本の題材になった沢山の輝きを持った人たちのように、自分の人生を歩き出すようになった子供達も結果に関わらず自分自身で納得できる道を進んでもらえればと願っています。

2018.02.22
カテゴリ : 税務・会計

藤井経営の藤井武です。

平昌オリンピックでの日本選手の健闘ぶりが日々報道されています。
本日までで、冬期オリンピックにおける最多メダル獲得数(金3、銀5、銅3)で、個人的には羽生結弦選手が達成したフィギュアスケート男子シングルでの66年ぶり4人目となる連覇が特に印象に残っています。

国内に目を向けると、現在国会では働き方改革法案の集中審議中で、安倍総理の答弁で使用した一般労働者と裁量労働の労働者間での労働時間に関する資料の“捏造”などが報じられている。安倍首相としても、経済界へ3%以上の賃上げを要求していることからも、何らかの“戦果”が必要なのか?
私個人的には、裁量労働制が必ずしも労働者不利・使用者有利、とは思わない。
本当の意味で“裁量労働”ができれば、労働者側にも大きなメリットがあり、会社を“うまく使う”こともできる。

老後の考え方と銘打ったが、上記の通り、働き方が大きく変わろうとしている中で、“老後”の定義も大きく変化していく。60歳で定年、という固定観念はもはや通用しない。

老後の生活資金は3,000万円以上必要なので資産運用で増やしましょう、余裕資金があればよいかもしれないが、働こうと思えば働ける世の中になると、また違う考え方が必要だろう。
手に職をつけたり、自分に合わせた“働き方”ができるように準備することが、最も大切だと感じる。

国や制度、会社ばかりが有利になるような“働かせ方”改革になりはしないか、国会審議も見守りながら、自分自身の“老後”のビジョンを検討しなければ、と気が焦り始めている。

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