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2023.05.19
カテゴリ : 農業

こんにちは、総務の藤井です。

まずは写真をご覧ください。

こちらはしいたけの原木栽培をする際に使用する「ほだ木」用の水槽です。
使われなくなって久しいためだいぶ傷んでいますが、実家に帰省した際に近所で撮影しました。

しいたけの原木栽培はその名の通りナラやクヌギなどの原木を切り出し、穴をあけてしいたけの菌(種駒)を植え付けて栽培する方法です。
その菌を植え付ける原木を「ほだ木(ほだき)」と言います。
我が家は作っていませんでしたが近所には何件かきのこ農家があり、しいたけやなめこなどを栽培していました。
そしてしいたけの原木栽培をしている家には必ずこのほだ木用の水槽がありました。

水をたくさん必要とする大きな水槽なので、多くの家が井戸水をくみ上げて使用していて水道代がかからなかったため、夏になると時々子供たちの水遊び用に水を張ってくれる家もありました。
私も小さいころ何度か幼馴染の家でこの「ほだ木プール」を楽しませてもらったことがあります。

そんな思い出深いほだ木用の水槽ですが、実家周辺は東日本大震災の福島原発事故からずっと原木しいたけの出荷自粛が続き、近隣のしいたけ農家はすべて栽培をやめてしまいました。
原発からの距離はありましたが、事故当時の風向きのために群馬や栃木、茨城などの山間部は放射性物質の影響を受けました。
そのため現在でも地元の山で取れたきのこも山菜も出荷することができません。
地元産でない原木を仕入れ、ハウス内で栽培するという方法に変更したり、菌床栽培に変更したりして転換を図る農家もありますが、私の実家周辺では、高齢で、零細で、新たな資金を用意できなくて、といった理由で事業をやめるという選択をした農家が多かったようです。

12年経っても消えない爪あと。
二度と起こってほしくないですね。

2018.06.15
カテゴリ : 農業

藤井経営の本多です。

最新の話題という訳では無いのですがIOTの活用について書きたいと思います。

IOTとは(Internet of Things)の略で日本語では物にインターネットを付けるという意味だそうです。
従来はパソコンやスマートフォンでインターネットのやり取りを行うことが普通でしたが最近ではCM等でお馴染みの〇ーグルホームや〇マゾンエコーなどのスピーカーにインターネットデバイスが付属している物も登場しましたね。

今後は普通に使っている家電(冷蔵庫や電子レンジ)にもそのようなデバイスを付けて販売されるようです、仕事としての活用も進んでおり人材不足を補うため製造業では生産ロボットの管理等に使われるそうです。

私個人的には農業に注目しておりビニールハウスや家畜舎の空調システムや水の管理など人材の確保しずらい業界だからこそシステムを導入し若い人達が仕事を行いやすくする状況を良いのかと思います。

IOTの使い方はまだまだ沢山あると思いますが一度自分の会社でどんな使い方があるか考えてみるのはどうでしょうか?

2018.05.29
カテゴリ : 農業

昨日TVで、飲食店でのバラの花特集を放送していた。バラの花のように飾られたローストビーフ、黄色いバラの花にしたオムライス、ビュッフェのサラダコーナーの食用のバラの花。薔薇の花を選んだシェフは、理由として、見た目の豪華さと栄養価と答えていた。以外にも薔薇の花にはポリフェノールが多く含まれているらしい。その薔薇は、無農薬で育てられ害虫の発生を少しでも抑えるため、土中に植えられたものではなかった。
そういえば、2,3日前ココナツの実の外皮を土代わりに、トマトを栽培している農家をTVで見た。通常は、水を抑えるほうが良いといわれる栽培方法とは真逆で、水を十分に与える栽培方法だった。色々な栽培方法があるものだ。改めて農業の奥の深さに驚いた。もちろん、その方は販売の仕方もしっかりと考えていた。
一般市場に多く出荷されるものは勿論必要だと思う、しかし、それとは別に特定の市場を対象として出荷することも考えてはどうだろうか。   吉田 典佳

2018.05.08
カテゴリ : 農業

ゴールデンウイークの終わりと同時に、少し寒い雨模様が続いている。奄美地方は、もう梅雨入りということだ。
先日、新潟のお土産といって、魚沼産コシヒカリを頂いた。お土産用の小さな袋に包装されたものだった。内容量を見てみると6合(2合3パック)とあった。1合150gと考えると、1Kg弱ということになる。開けてみると、2合ごとに真空パックされたものが確かに3個入っていた。1kgにこれだけの手間をかけて売れるのだから、そのブランド力には驚くばかりだ。そんな思いを持ちつつ、翌日炊いてみた。上手な食リポはできないので省くが、確かにうまい。普段はご飯に納豆を乗せるが、乗せてはいけないような気がした。しかし、我が家では普段の主食とはならないだろう。作っている農家の方々も、一般庶民の家庭での普段の主食用としては、作っていないだろう。味とこれまで築いた実績で、米を1キロ単位のお土産として売ることがるのだろう。そういえば、先日ゴルフ場で食べた昼食のお米は不味かった。味優先ではなく、値段と味のバランスで必要とされる米もある。売り先を決めた米作りが重要だ。

「おやじギャグかるた」というものをもらった。
「あ」のギャグなんだど思いますか? 来週。  吉田 典佳

2018.04.17
カテゴリ : 農業

タケノコというと何が思い浮かびますか?私はタケノコご飯。
先日、頂いたので早速作りました。実はタケノコ、そんなに好きではないので、今年の分はもう頂いた感じです。
頂いたものは、多分どこかの山から近所の人が採ってきたものだと思いますが、タケノコ栽培をメインとした農業は成り立つのだろうか。数年前からTVのバラエティー番組で、タケノコ王なる方が年収1千万とか話題にはなっているが、あの人もタケノコだけという感じではなかった。
タケノコの生産量は、28年度の調査で福岡県が第一位、次いで鹿児島、熊本と九州地方で生産量が多いようだ。栽培も広い山で管理しながらということになるのだろう。新規に始めるには難しいだろう。
タケノコは加工をするとメンマとなる。こだわりのメンマを作っている人もいたと思う。少ない原料であってっも、加工次第では利益を出せる場合もある。   吉田 典佳

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