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老後の考え方
2018.02.22
カテゴリ : 税務・会計

藤井経営の藤井武です。

平昌オリンピックでの日本選手の健闘ぶりが日々報道されています。
本日までで、冬期オリンピックにおける最多メダル獲得数(金3、銀5、銅3)で、個人的には羽生結弦選手が達成したフィギュアスケート男子シングルでの66年ぶり4人目となる連覇が特に印象に残っています。

国内に目を向けると、現在国会では働き方改革法案の集中審議中で、安倍総理の答弁で使用した一般労働者と裁量労働の労働者間での労働時間に関する資料の“捏造”などが報じられている。安倍首相としても、経済界へ3%以上の賃上げを要求していることからも、何らかの“戦果”が必要なのか?
私個人的には、裁量労働制が必ずしも労働者不利・使用者有利、とは思わない。
本当の意味で“裁量労働”ができれば、労働者側にも大きなメリットがあり、会社を“うまく使う”こともできる。

老後の考え方と銘打ったが、上記の通り、働き方が大きく変わろうとしている中で、“老後”の定義も大きく変化していく。60歳で定年、という固定観念はもはや通用しない。

老後の生活資金は3,000万円以上必要なので資産運用で増やしましょう、余裕資金があればよいかもしれないが、働こうと思えば働ける世の中になると、また違う考え方が必要だろう。
手に職をつけたり、自分に合わせた“働き方”ができるように準備することが、最も大切だと感じる。

国や制度、会社ばかりが有利になるような“働かせ方”改革になりはしないか、国会審議も見守りながら、自分自身の“老後”のビジョンを検討しなければ、と気が焦り始めている。

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