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2017.08.09
カテゴリ : 人事・労務

上毛労務 薗田直子です。

今回の安倍改造内閣の目玉でもある「人づくり革命」(突っ込みの嵐ですが・・)を推進する中核機関として『人生百年構想会議』が立ち上がりました。

昨年ベストセラーになった『ライフシフト』では、2007年に生まれた子供の50%以上は100歳以上まで生きると試算されています。いよいよ、国も『人生100年時代』を本格的に見据え、正解のない道筋への政策を検討する体制になってきたということです。

100年・・・長いですね。
今では当たり前のスマートフォンはほんの10数年前に誕生したものですし、遥か昔のことのように語られる痛ましい戦争から、まだ70数年なのです。テクノロジーの進化によりかつてないほど変化の激しい100年になることを私たちは肌で感じています。そう考えると、この先の100年がどのように変化するのかは計り知れません。

小説家の島田雅彦氏は、「100年なんて長い期間にはどんなことが起こるかわからない。そんな中で『好奇心』『教育』『遊び心』が生き残っていく上で有利に働く」と言っています。一見ムダなように見える「余剰」の部分をいかに持っているかで、変化に対応する力も変わってくる、というのが島田氏の考えです。

効率や短期間で結果を気にするあまり、わき目もふらずに駆け、周りの景色さえ目を留めていなかったことにふと気づくことがあります。周りの景色を楽しみ、気になるものがあったら立ち止って近づくことで、自分の知見が広がり、会いたい人、行きたい処が増えていく・・・
結果を求めた行動ではないけれど、いろいろな物事に関心をもち、多様な考えに触れることが人生の幅になり、幅を持つことが変化に対応する容量を増やしていくのだと思います。

国の「人づくり革命」の主旨は『チャレンジしたいと思う人が、人生を通じて、学び挑戦できる機会をつくっていこう』ということです。受け身ではなく、自らが「チャレンジしたい」と思える気持ち。これも「好奇心」や「遊び心」でより広がりますよね。

何よりも変化に対する不安や閉塞感ではなくではなく、「好奇心」や「遊び心」をもってわくわくと楽しい気持ちでいたほうが、長い人生これに越したことはありません。
昨日の吉田ブログに通じるところがありますが、「楽しい」気持ち、持ち続けていきたいものです。

2017.08.08
カテゴリ : 日々つれづれ

ライフネット生命の創業者である出口治明氏は、「元気に、明るく、楽しい職場」こそが、イノベーションを生み出し、組織として生産性を上げていく、と言っている。(自身が会長職の会社は、なかなか厳しいようだけれども)
私も、「元気に、明るく、楽しい職場」には賛成だ。特に「楽しく」は重要だと思っている。楽しく働くというと、しっかりと働いてないイメージを持たれるかもしれないが、自分の理想通りの仕事ができると楽しくなると思う。例えば、飲食店でお客を待たせることなく、美味しい物を清潔な場所で提供できれば、お客も満足、スタッフも何のストレスもなく満足することができ、楽しく働けるといったようなものでもいい。
私の妻はフランチャイズのドーナツ店でバイトをしている。今月8月は「三太郎の日」ということで、3、13、23日がauとのコラボになっている。先日3日は、17時か18時までの予定がラストまでになってしまったようだ。どこの店舗もそうだったようで、後日利用券を使用済みコピー用紙の裏面を使い、SNSでその内容について炎上もしたようだ。彼女の場合も普段からシフト通りとはいかないようだが、やはり特別忙しかったようだ。休憩もそこそこで、かなり疲れたようだったが、基本的に暇な店より、混んでいるほうが好きなのだろう、大変だったといいながら、満足しているようだった。普段も店の愚痴のようなことをいってはいるが、聞いていると「バイトがそこまで店のことを考えなくても・・・」と思えるほどだ。
彼女のように、好きな職場で働いている人は、自然と楽しく働けるのだろう。しかし、同じ職場であっても、学生アルバイトはなかなかそうはいかない。
どこでもそうだろうが、全員が「元気に、明るく、楽しく」働くことは難しい。でもそれができれば、ブラック企業とは無縁だろう。                                               吉田 典佳

2017.08.07
カテゴリ : 日々つれづれ

おはようございます。
上毛労務 岩野です。

毎日暑い日が続きますね。
車内のダッシュボードで調理はできるか、焼き肉、卵、お好み焼きなどを使い
子供の自由研究にしようかと思ってみたりして。

さて、大人にとっては暑い夏ですが、子供たちにとっては楽しい夏休みの真っ只中!
各所では、花火大会やお祭りなどのイベントごとがたくさん催されています。

テレビで各所のお祭りを見ていると、まぁ大混雑!
前から後ろから人でごった返している街を見て、ふと選挙の投票会場も
祭りにすれば、投票率も各段にUPするのになぁなんて思ってみたりして。

目新しい屋台も多く、レインボーアイス、海老すくい、やたらと派手なチョコバナナ
など売り上げを伸ばすべく、色々な工夫と試行錯誤の末、出店されているのだなと
感じました。
中でも、ハンドスピナーという玩具の人気にはビックリ。中心部を指で持ち、
回転させて遊ぶシンプルな玩具。アメリカから来たその玩具は、とてもシンプルだが、
子供からお年寄りまで手軽に楽しめる玩具として超人気のアイテムのようです。
ぜひ、みなさんも試してみてはいかがでしょうか。

最新の流行をキャッチし、お客の心をつかみ、商売にする。
屋台もお祭りを引き立てている立役者。お祭りを盛り上げている要因の1つであり、
そのためには、関係者の創意工夫や努力なくしては成り立たないことをあらためて
考えさせられました。
どの商売にも同じことが言えるのですね。

もうすぐ大人も夏休み!
海にプールに、花火大会やお祭りにと、イベントごとはたくさんあります。
せっかくの夏休み、みなさんも気分転換のため、出かけてみませんか。

どこも大混雑、運転される方は、心のブレーキ忘れずに。

2017.08.04
カテゴリ : 日々つれづれ


焼きまんじゅう!聞いたことがない人もいますよね。
私は昔から大好きで1人で10串位食べちゃいます。
最近はテレビなどで話題に出ることもあるので名前くらいは聞いたことのある人もいるかと思いますが、群馬県の名産(郷土食)で県内では知らない人はいないはず・・・
流行りの言葉で言うと「ソウルフード」と言うんですかね。
面白いもので、自分が育った環境で溢れていると日本全国でも当り前だと思っていて県外の方と話しをしていて誰も知らない事に驚いた覚えがあります。
お隣の埼玉県だと「ゼリーフライ」や店名ですが「山田うどん」とかがテレビで特集されていますよね。
でもこれって食べ物だけでなく他の事も自分が当り前だと思っているけど、他の人は思いもよらない事があるのだと思います。
仕事や友人・家族の事でも「自分だけの想いや常識」ではなく、違った角度で一度考えてみると新しい発見や反省が沢山出てくるのかなとBLOGを書きながら、ふと頭に浮かびました。
深澤

2017.08.03

藤井経営の藤井武です。

今年も既に7ヶ月経過しあと5ヶ月、早いものですね。まさに光陰矢の如し、年々この諺の意味を実感として感じているところです。
先日、中学受験専門塾の代表矢野耕平さんの記事を目にした。内容は、高校野球での勝利と中学受験での合格をそれぞれ勝ち取ることには、「結果」ではなく本番までの「プロセス」を重視する姿勢が重要だ、とあった。
ご存知のとおり高校野球は、全国で四千校以上ある高校のうち優勝校(合格)は当然1校であり、残りの高校は、いうなれば「負け(不合格)」ているのだが、その事実を「高校野球戦争」とは言わない。例え負けても、甲子園出場や甲子園優勝を目指して頑張りぬいた姿に感動すら覚える。一方、中学受験では不合格という事実が悲観的に捉えられ落胆し、ひどい場合未来への希望すら抱けないくらいの失望感を抱くことがある様である。
中学受験の場合上記のようにうろたえてしまうのは、当事者の子供ではなく、親である。親の行き過ぎた結果重視思考が、子供をまるで戦犯のようにしてしまい、1度の失敗でその後のすべてが終わってしまったかのような言動により、子供の心を傷つけてしまう。
結果にこだわりすぎると、その過程で培った様々な経験を全否定することになり、「失敗を糧に」する機会すら奪うことになる。
企業経営においても同様で、1度の失敗で「不合格」の烙印を押してしまうと、失敗を恐れ当たり障りのない業務に注力するようになる。成長拡大が不可欠な企業では、ある程度のリスクを負いながら経営をし、今までできなかったことを創造し、業務としていかなければならないことは言うまでもない。

矢野氏は、たかが中学受験と肩の力を抜いて、中学受験「の」学習をするのではなく中学受験「で」学習をするのであり、そうしたプロセス重視の姿勢をもった親の子ほどよい結果を導いている、と教示している。
実は私も小学6年生になる次女がおり、彼女は今夏期講習の真っ最中。私が描く彼女の理想像ではなく彼女が描く理想像を優先し、彼女の成長を助ける伴走者として結果ではなく過程を共に過ごすことで、父親としての役目を果たさなければならない、と考えさせられた。

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