こんにちは、総務の藤井です。
ついに緊急事態宣言の対象が全国の都道府県に拡大しました。
ここ群馬県はあくまで県からの外出自粛の要請が可能になる程度のものですが、それでも感染拡大の予防には大きな効果が得られると思います。
最近は飛沫の拡散防止エチケットとしてマスクをする機会が多くなりました。
マスクの予防効果はさておき、マスクをしていないことで相手に不快な思いをさせるのは避けたいと思ったからです。
仕事中に電話の取り次ぎ等で大きな声を出すことも多いので、社内でもなるべくマスクをするようにしています。
ちなみに私がしているのは手作りマスク。もちろん自作です。
古いミシンを引っ張り出し、家中をあちこちひっくり返して見つけたガーゼハンカチや手ぬぐいなどを材料にして作っています。
マスク不足から手作り需要が高まって、手芸用品店や100円ショップなどでは材料になる素材が品切れ状態を続けているそうなので、家にある物で代用になる物はないかとあれこれ模索している日々を送っています。
使い捨てマスクも1箱残っているのですが、これは万が一家族が感染してしまったときのために取っておいて、日常は手作りマスクでしのぐ算段です。
週末に少しずつ自作し、着け心地や素材などを改良しています。
4月1日に安倍首相が全世帯に布マスクを2枚ずつ配布することを発表し、インターネット上では「アベノミクスならぬアベノマスク」などと揶揄されましたが、どうも日本政府は相手に真意が伝わりやすい発表が苦手なようです。
今回の布マスク配布には
・不織布のマスクは増産しているけど全ての国民に充分に行き渡るほどは作れない
・医療機関でさえマスク不足状態で、このままでは医療従事者が感染してしまい医療崩壊が起きかねない。それを防ぐためにも使い捨てマスクは医療機関や介護・福祉施設に優先的に回したい
・だから国民の皆さんは、当面の間は再使用できる布マスクを使って飛沫をおさえる。そして可能な限り外出を自粛するということで感染拡大防止に協力してください
という意図があります。
こういった内容を分かりやすく伝えられれば、ここまでの酷評は受けなかったと思います。
「少しのことにも、プレゼン力はあらまほしきことなり」ですね。
そういえば仕事中にマスクをするようになって気づいたことがひとつ。
布マスクをしたまま電話に出る場合は、かなりはっきりと話さないと相手の方は聞き取りづらいようです。
初心に戻って、ゆっくりはっきり話す電話応対を心がけたいと思います。
お恥ずかしながら自作マスクをご紹介。
ガーゼ・不織布・手ぬぐいの3層で、ゴムの部分は綿ニットのシャツを切ったもので代用しています。