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2017.11.17
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の深澤です。
先週の「やさしい言葉」と似た言葉ですが、「やさしい国」というと、どんな国を思い浮かべますか?
旅行者にやさしい国、国民全般に、特定の人種に、お金持ちに、弱者に、大企業に、中小企業に、特定の党員にと
沢山あると思いますが、「子供やお母さんにやさしい国」という観点で統計を発表している国際組織があります。「セーブ・ザ・チルドレン」です。
ランキング名は「お母さんにやさしい国」で「保健・栄養・教育・経済・政治」への女性参加を勘案して算出する指標だそうです。
そのランキングで悲しいことに日本は32位でした上位は欧州が独占です。
どんな指標でのやさしさが重要なのかは人それぞれだと思いますが、今の日本の人口減少や労働人口の減少を考えると、様々な問題点を覚悟して移民政策を進めることでもない限りは、出生率の増加による少子高齢化への歯止めや女性の社会進出を進める事での労働人口の増加等は、今後の日本にとって必要不可欠な事だと思います。なによりも道義、道徳上で、とても大切なことだと思います。
是非、様々な政策や配慮を重ねる事で結果として、このようなランキングの上位になれる国に日本がなると良いですよね。
その前に自分の妻にやさしくしないと
では良い週末を

2017.11.16

藤井経営の藤井武です。

11月も早半ば、今年もあと1ヶ月半となりました。
季節も秋を通り越し、いよいよ1年で最も嫌いな季節である冬が始まります。

“読書の秋”と銘打ちましたが、上記の通り既に半分冬ですね。
季節のことは置いておき、本を読む意味、は何でしょう?

人それぞれでしょうが、私が第一に考える意味は、情報の収集と知識の取得です。自分だけの狭い了見だけで物事の判断をしたくない、という思いがあります。
先日“フォトリーディング”という読書法についての記事を読みました。米国のポール・R・シーリィ博士が生み出した速読術で、写真を撮るように本の情報を脳に送り込む、とのこと。
本を読む時、結構構えてしまい1頁ごとに完全理解するようにしてしまうことがあるのですが、こうしたケースでは大抵途中でリタイアしています。
時間もかかりすぎますし、折角購入した本が無駄になり大変もったいないと感じます。
“フォトリーディング”は、本は一字一句飛ばさず頭からきちんと読むもの、という“思い込み”を外すことが第一歩とのこと。
目次を読み本の概要を掴んだうえで自分が本当に欲しい情報をしっかりと読む、つまりプライオリティを決めて本を読み進めることが極意であると思いました。
もちろん、小説等ストーリー重視の本は別です。私の場合“こだわりの学説”により、筆者との意見相違になりとん挫する歴史小説もありますが・・・。
本の読み飛ばしには、結構抵抗感や罪悪感を感じます。しかし、これにとらわれていると私自身の読書の目的である“情報の収集と知識の習得”を損ねている場合があることも事実です。

読書のことを例にとりましたが、他の事でも思い込みや体裁を気にしすぎることで“物事の本質”を逃していることがたくさんあるな、と振り返りました。
物事を“大所高所”から俯瞰して本質を掴むことはとても難しいことです。日々の出来事の振り返りを大切にすることから、やってみようと思っています。

2017.11.15
カテゴリ : 人事・労務

上毛労務 薗田直子です。

さて、先週の続き
ITの進化とともに時代の先端を走る企業「サイバーエージェント」
変化を恐れず絶え間ない成長をするために、『挑戦』と同時に大切にしていることがある。

それは『安心』だ。

サイバーエージェントは『挑戦』と『安心』をセットで考えている。
命綱のないバンジージャンプは「自殺」になる。思い切り挑戦するために「安心」が必要、もっといえば「安心」がなければ人は挑戦をしない、ということだ。

会社での「安心」ってなんだろう。
それは、正社員としての身分が保証されていたり、会社が責任をとってくれる・・・ということだけではない。
昨年グーグルが「チームの生産性を上げる最も重要な要素」として『心理的安心』を挙げていた。ここでいう『心理的安心』は、他人の反応に怯えたり恥ずかしがったりすることなく、自然体で自分の意見や感情をさらけ出せる環境や雰囲気を指している。
サイバーエージェントの『安心』もこれに近い。

とても印象的だったのは『人材マネジメントは感情マネジメントだ』という人事の曽山氏の言葉だ。
会社が「こうなってもらいたい」という人材像を掲げても、そこを目指そうという「感情」がないと人は動かない。
同社で何年も応募数が停滞していた社内新規事業コンテストがあった。優勝賞金を100万円まで引き上げても応募が10数件だったが、ある年応募数が一気に200件以上に跳ね上がった。何をしたかというと、人事部がコンテストの意義と応募打診を一人一人に声をかけて回った・・・それだけで応募が20倍にもなったという。
人の心を動かすには制度や施策だけではない。一人一人と向き合う覚悟、人と人との「点」を積み上げそれを「面」につなげ『風土』をつくっていく必要があるのだろう。
社員一人一人の関係性、会社と社員の関係性なしには、何も自らバンジージャンプは飛ばないのだろう。

バンジージャンプは怖い。
でも、強固な命綱があって思い切って跳んだら、スカッとして新しい世界が見えた!
そんな経験をしたら次のバンジーにもまた挑戦したくなるかもしれない。

2017.11.14
カテゴリ : 農業

先週末、レタスやホウレン草、ブロッコリーなどの野菜が高騰というニュースがTVで流れていた。先月の長雨、台風の影響ということである。ちょうど、ホウレン草農家へ行った帰り道だった。そういえば、先週わが家の冷蔵庫に入っていたブロッコリーは、大きな塊ではなく、1つ1つをバラバラにしてビニール袋に入っていた。その時私は「料理する手間を省いたのか」と思ったが、買ってきた人は「間引いたんじゃないの」と言っていた。(ブロッコリーは間引くようなことはしないと思ったが、余分なことは言わない)もしかしたら、ブロッコリーは、所々茶色部分があって出荷できないという話なので、大丈夫な部分だけを集めて出荷していたのかもしれない。少ない数であれば可能だろう。
先ほどまで、その農家での話題の一つがその高値の話だった。長雨のため、路地栽培のホウレン草が出荷できず、市場に出回るものが全体的に少ないということだった。その農家は、ハウス栽培だけなのでそれほどの影響を受けず、出荷できているため今は少しでも多く出荷したい、ということだった。今年は、昨年に比べ価格が安かったため高値になっていることを、喜んでいた。しかし、その人の予想では、そろそろ値段も下がってくるらしい。
TVでは野菜の値段が高くて家庭は大変だといっているが、高くて喜んでいる人もいる。自然の影響のため仕方ないことなのか。自然に影響されずに育った野菜が、一般的になる時代が来るのだろうか。     吉田 典佳

2017.11.13
カテゴリ : 人事・労務

おはようございます。
上毛労務 岩野です。

日に日に秋が深まりを感じる季節となりました。
また各所では、冬のイベントであるクリスマスを前に、イルミネーションが点灯し、
その景色に目を奪われることが多くなってきました。

さて、先日、社会保険労務士試験の合格発表がありました。
今年の合格率は6.8%、合格者数は2,613人。
昨年の4.4%と比べれば、合格率は高くはなったものの依然として
難しい試験であると思います。

私も社会保険労務士ですから、この試験を受験した訳です。
勉強に馴染みのない私は、年明けから某学校に通い、ちょっとした隙間時間を
見つけては、過去問題を解いていたことを思い出します。

資格業務は、資格を取ってからがスタートラインに立つとも言われますが、
自分自身を振り返ると、まさにその通りのように感じています。

試験に合格し、必要に応じ講習を受け、社会保険労務士して資格を登録して、
初めて社会保険労務士になる訳です。
当然、社会保険労務士と名乗れば、その日からプロになりますが、
書類作成、給料計算という基本業務は基より、人と関わる相談を受ける度に、
あらためて試験勉強だけでは足りないことを痛感することになります。
実際は、試験の有無よりも大事なことが、たくさんあるのですから。

信頼される社会保険労務士であるためには、試験で必死に勉強した知識を基礎に、
時代とともに変わる社会情勢や法改正を読み解き、円滑な事業運営をサポートする。
それは、社会保険労務士の仕事をしている限り、繰り返されることでしょう。
そして、その経験を積み重ねことにより、経営者から信頼されるパートナーと
なる訳です。
日々、学ぶことばかりです。

社労士試験を受験されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
合格した方も、残念ながら不合格となってしまった方も、どちらにしても
今日まで頑張ってきた自身を讃えてあげてください。

社労士として今後活躍していくにしても、来年リベンジするために勉強を
再開するにしても、すべてはこの瞬間からスタートとなります。

自分自身も、顧客から信頼されるパートナーとなれるように、気持ちを新たに
頑張りたいと思います。

株式会社藤井経営
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