おはようございます。
上毛労務 岩野です。
日に日に秋が深まりを感じる季節となりました。
また各所では、冬のイベントであるクリスマスを前に、イルミネーションが点灯し、
その景色に目を奪われることが多くなってきました。
さて、先日、社会保険労務士試験の合格発表がありました。
今年の合格率は6.8%、合格者数は2,613人。
昨年の4.4%と比べれば、合格率は高くはなったものの依然として
難しい試験であると思います。
私も社会保険労務士ですから、この試験を受験した訳です。
勉強に馴染みのない私は、年明けから某学校に通い、ちょっとした隙間時間を
見つけては、過去問題を解いていたことを思い出します。
資格業務は、資格を取ってからがスタートラインに立つとも言われますが、
自分自身を振り返ると、まさにその通りのように感じています。
試験に合格し、必要に応じ講習を受け、社会保険労務士して資格を登録して、
初めて社会保険労務士になる訳です。
当然、社会保険労務士と名乗れば、その日からプロになりますが、
書類作成、給料計算という基本業務は基より、人と関わる相談を受ける度に、
あらためて試験勉強だけでは足りないことを痛感することになります。
実際は、試験の有無よりも大事なことが、たくさんあるのですから。
信頼される社会保険労務士であるためには、試験で必死に勉強した知識を基礎に、
時代とともに変わる社会情勢や法改正を読み解き、円滑な事業運営をサポートする。
それは、社会保険労務士の仕事をしている限り、繰り返されることでしょう。
そして、その経験を積み重ねことにより、経営者から信頼されるパートナーと
なる訳です。
日々、学ぶことばかりです。
社労士試験を受験されたみなさん、本当にお疲れ様でした。
合格した方も、残念ながら不合格となってしまった方も、どちらにしても
今日まで頑張ってきた自身を讃えてあげてください。
社労士として今後活躍していくにしても、来年リベンジするために勉強を
再開するにしても、すべてはこの瞬間からスタートとなります。
自分自身も、顧客から信頼されるパートナーとなれるように、気持ちを新たに
頑張りたいと思います。