おはようございます、海老澤です。
1867年7月23日は、薩摩と土佐が手を結ぶ「薩土盟約」を締結し、この数か月後ついに倒幕が達成します。
特にこの前年に結ばれた「薩長同盟」が大きなうねりとなり、倒幕へと進んでいくわけです。
この「元々は敵同士」が手を結ぶ一番良い方法は何かと言うと
「共通の巨大な敵」が存在することです。
仲良くなるには共通の趣味よりも敵を共有する方が手っ取り早いのは、なんとなく感覚でわかりますね。
そこに存在するのは友情というよりは「打算・損得勘定」が大きいのかもしれません。
しかしこの世の大人の社会の仕組みは、残念ながらそれが重要なのかもしれません。
「打算だらけの人生なんてうんざり・・・」本音で言えば誰でもそう言いたいです。しかしそうもいかないのが社会です。
「打算・損得勘定」という言葉が気分的に嫌ならば「利発・賢明」と言ってもいいかもしれません。
いずれにしても頭の中でソロバンを弾きながら、かつ、人としての気持ちを大事にしながら、社会のウネリを渡っていきましょう