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2019.12.26
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

前回に引き続き女性とお仕事のお話です。

 

一昨日に厚生労働省から発表された2019年の人口動態統計の年間推計で、日本の国内出生数は86万4千人となり、1899年の統計開始以降初めて90万人を下回りました。

今年は5月に元号が代わることが周知されていたため、「令和婚」や「令和ベビー」を狙って結婚や出産を先延ばしにしていた層も多いとのことですが、それにしても急激な減少に驚きました。

出生数が死亡数を下回る人口の「自然減」も51万2千人と初めて50万人を超えたそうです。

全国で最も人口の少ない鳥取県の総人口が56万人強ですから、今年1年で鳥取県1県分に近い人口減となっていると考えると、少子化・人口減の勢いに慄然としてしまいますね。

 

出産の先行指標ともいえる婚姻件数は2018年が58万6481件で前年比3.4%減ですが、19年の出生数(5.9%減)ほどには減っていません。

総務省の労働力調査によると、25~34歳の女性の就業率は80%を超えており、若い世帯ほど男女共働きが多いという傾向になっています。

では若い女性の就業が少子化の要因かといえばそれだけではないようです。

高税率な福祉国家スウェーデンなどでは女性の就業率が高いですが出生率も17年で1.78と高く、結婚して子どもを産みたいと考える人の希望がかなった場合の出生率である1.8とすれば、かなりの充足率だといえます。

スウェーデンの場合は高福祉によって子育てに掛かる費用負担が少ないという点も大きいとは思いますが、男女ともに長時間労働が少ない職場環境が推奨されているというのも大きな要因だと思われます。

 

『女性のためのおしごとフェア』に参加されていた女性達の中にも、現在は育児休業中だけど前の職場は子育てしながら働くには向いていないので、育休中にもう少し子育てしやすい仕事に転職したいという方がいらっしゃいました。

こうした行動をよく思われない方もいるとは思いますが、これが日本の現実でもあります。

産休も育休も整っているけれど、いざ育休明けに以前と同様に働けるかと問われればそれはやっぱり難しい。

休職前はできると思っていたけど、子どもが生まれて育児が始まるとちょっと負担が大きいかも。

そんな風に思ってしまうのは本当に仕方がないことだと思います。

それだけ産休前と同様に働くのは難しいことなんだと思います。

誰だって好き好んで子育て中に新たな仕事にチャレンジなんてしたくないはずです。

ただ、それをしなければ立ち行かない現状も、私たちはしっかりと理解しておく必要があるのではないでしょうか。

 

女性の働き方を通り一遍に考えて制度を作っても絶対に上手くいかないと思います。

100人の女性がいれば100通りの働き方があるということを肝に銘じて、日本は本格的に将来を考えなければならない岐路に立っているといえるでしょう。

2019.12.24
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。

12年に1回の年男が終ります。今年1年を振り返り、昨年末に掲げた目標はどうであっただろうか?

見栄えの良い体には程遠い、ゆるキャラにランクアップしてしまいました。夏にモッコウバラの剪定中に、3メートル弱のところから飛び降りた足の治りが響いて、身体を動かす事が少なくなってしまいました。来年こそは、健康体になって熟年になる前の準備をしたいと思います。

仕事では、今年も新しい事に挑戦をさせて貰えました。管理者たる者はどうあるべきか?自分の甘さや驕りに気付かされた研修でもありました。その甲斐があり、俯瞰的に物事を捉える事が出来る様になってきたと思います。

その他では、自分で手を挙げてやりたい事への勉強もさせて貰い、NET診断スペシャリストの資格を得る事が出来ました。これからの時代に必要な人財戦略を行える様に、来年以降も猪突猛進で、且つ俯瞰的に物事を捉えられるように邁進したいと考えています。

さあ今夜からメリークリスマス!そして少し早いですが、皆さん来年も良い年を迎えられます様に!

Let’s enjoy♪

2019.12.13
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

ちょうど1年ほど前に女性の就労支援のイベントに参加した時のことを書きましたが、今年も同じイベントが開催されたので昨年同様私ともう1名で参加してきました。

 

今回も主催は群馬県若者就職支援センターで『女性のためのおしごとフェア ~企業のホンネを聞いてみよう~』と題し、子育て世代の女性を中心に、今後のキャリアプランや仕事と子育てをどう両立したらいいかを学び、かつ、企業理解・職業理解を深めることを目的として開催されました。

伊勢崎市の絣の郷交流館に女性の採用を計画している企業が20社ほど、就職や転職を考えている女性が50名弱集まり、お互いの希望や詳しい仕事内容、働き方などをじっくりと確認することができました。

 

今回のおしごとフェアでも、いろいろな立場の女性が熱心に企業の話を聞いていました。

実家の仕事を手伝っている人、結婚・出産後の働き方を考慮して転職先を探している人、育休中で今後の働き方を模索している人。

就労を考えるタイミングも人それぞれで、子どもが3歳くらいになったら、就学年齢になったら、中学生・高校生になったらと家庭環境やお子さんの状況によって異なってきます。

それでも参加された皆さんに共通なのは「働きたい」という一途な気持ちでした。

 

そんな就労意欲に溢れた女性達に共通な希望の職場は「子どもの病気などで急にもしくは長期に休む時に対応してもらえるかどうか」でした。

残念ながら日本ではまだまだ「育児は母親が主体となってやるもの」という考え方が根強く、子どもに何かあったときに対応するのは母親と思われています。

こうした意識を変えていき、父親も母親も同じように育児に対する責任を持つことが女性活躍社会にとって、また少子化対策としても求められています。

 

しかし、残念ながらそこまで到達するのにはまだまだ時間が掛かると思います。

そのために企業としてできることは何か。

テレワークの活用やコアタイム無しの柔軟なフレックス勤務、時間単位年休制度の導入など仕事以外の負担の大きい女性が働きやすくなる施策はいろいろあると思います。

こうした制度を上手く活用して、女性がのびのびと働ける環境を作っていくお手伝いができたらなと考えさせられた一日でした。

2019.12.11
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。

親から男とはどうあるべきか?行動や言動で、色々な事を教えて貰いました。

私も親となり息子達には、子供の頃は言葉で解るように説明をして、物事の理解が出来る様になってからは行動で生きる道を示して来ました。

良くも悪くも、考え方や行動が似る事が多くなり、権力に溺れる人が大嫌い。天に向かって唾を吐き、自分に返ってくる事も多々あるのもそっくりです。

しかし、間違った事をしていない行動が自分の未来を作り上げる事と信じて、後悔する事もなく真っすぐに生きています。

 

プロ野球選手になる事は出来なかったけれど、総合格闘技では2人とも日本チャンピオンになり、長男は7年間無敗でした。野球でも、それなりに有名になりスカウトに声をかけられる迄になりました。そんな2人が、今は親と同じ会計関連のビジネスに進もうとしています。少なからず、私の影響があったのかなと感じています。

 

そんな2人・・・1号機は夏に財布(LV)等を無くし、2号機はつい先日にお金(4万)を置引きされました。オイオイそんなところまで似る事はないだろ。

だがしかし!まだまだワシの無くしたカネモノには勝てんがな~。

 

2019.12.02
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

改正道路交通法が12月1日から施行され、携帯電話の使用やカーナビの注視などのいわゆる「ながら運転」の罰則が強化されました。

携帯電話の使用等に関しては、改正前は5万円以下の罰金で違反点数は1点。普通車の場合6,000円の反則金だったものが、改正後は6ヵ月以下の懲役または10万円以下の罰金、違反点数は3点で普通車の反則金は18,000円と、点数・反則金共に3倍になりました。

さらに「携帯電話の使用等により交通の危険を生じさせた場合」つまり事故を起こした場合の罰則は厳罰化され、違反点数は6点で即免許停止。反則金ではなく全て刑事罰を適用することになるそうです。

 

どうしてこんなに罰則が強化されることになったのでしょう?

データを紐解いてみると、過去6年間の原付以上の事故件数は3割も減少しているのに対し、ながら運転による事故は1.4倍にもなっているそうです。

ながら運転による事故の多くは直線路での追突です。

追突事故を防止するために、自動車メーカーがこぞって自動ブレーキシステムなどを装備した車を発売しているにもかかわらず!です。

ということは、自動車に乗る人全員がながら運転をしなくなり自動ブレーキの装着された車に乗れば、かなりの割合で事故を減らすことができるというわけです。

 

当社でも違反経験のある人の多くが運転中の携帯電話の使用で違反切符を切られています。

仕事中は電話が鳴ると「早く取らないと」という心理が働きます。

もちろんオフィスにいる際は少しでも早く電話を取ることが推奨されますが、車を運転する際は気持ちを切り替えて「絶対に取らない」というくらいの心意気で運転することが望ましいのかもしれませんね。

鳴り続ける電話を無視できない!という優しい方は、ぜひ運転前にドライブモードかマナーモードの設定を。

そして何より電話を掛ける側も相手が出なかった場合には「運転中かな?」と思いやる気持ちを持つことも大切ですね。

株式会社藤井経営
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