こんにちは、総務の藤井です。
ちょうど1年ほど前に女性の就労支援のイベントに参加した時のことを書きましたが、今年も同じイベントが開催されたので昨年同様私ともう1名で参加してきました。
今回も主催は群馬県若者就職支援センターで『女性のためのおしごとフェア ~企業のホンネを聞いてみよう~』と題し、子育て世代の女性を中心に、今後のキャリアプランや仕事と子育てをどう両立したらいいかを学び、かつ、企業理解・職業理解を深めることを目的として開催されました。
伊勢崎市の絣の郷交流館に女性の採用を計画している企業が20社ほど、就職や転職を考えている女性が50名弱集まり、お互いの希望や詳しい仕事内容、働き方などをじっくりと確認することができました。
今回のおしごとフェアでも、いろいろな立場の女性が熱心に企業の話を聞いていました。
実家の仕事を手伝っている人、結婚・出産後の働き方を考慮して転職先を探している人、育休中で今後の働き方を模索している人。
就労を考えるタイミングも人それぞれで、子どもが3歳くらいになったら、就学年齢になったら、中学生・高校生になったらと家庭環境やお子さんの状況によって異なってきます。
それでも参加された皆さんに共通なのは「働きたい」という一途な気持ちでした。
そんな就労意欲に溢れた女性達に共通な希望の職場は「子どもの病気などで急にもしくは長期に休む時に対応してもらえるかどうか」でした。
残念ながら日本ではまだまだ「育児は母親が主体となってやるもの」という考え方が根強く、子どもに何かあったときに対応するのは母親と思われています。
こうした意識を変えていき、父親も母親も同じように育児に対する責任を持つことが女性活躍社会にとって、また少子化対策としても求められています。
しかし、残念ながらそこまで到達するのにはまだまだ時間が掛かると思います。
そのために企業としてできることは何か。
テレワークの活用やコアタイム無しの柔軟なフレックス勤務、時間単位年休制度の導入など仕事以外の負担の大きい女性が働きやすくなる施策はいろいろあると思います。
こうした制度を上手く活用して、女性がのびのびと働ける環境を作っていくお手伝いができたらなと考えさせられた一日でした。