おはようございます、海老澤です。
1893年、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」が初演されました。
誰しも一度は耳にしたことのあるクラシックの名曲です。
全部聞いていたら40分以上もある大作です。あの有名なフレーズは第四楽章のオープニングに出てきますね。
この曲の有名なエピソードで、全楽章を通してシンバルは第四楽章の「たった一回のみ叩くだけ」というものがあ
ります。
このシンバル奏者はシンバルだけを一回叩きに来ている奏者もいるかもしれませんが、大抵の場合はこれまた第三
楽章にしか登場しない「トライアングル奏者」などが兼任している場合がほとんどです。
聞くところによると、これで他の演奏者とギャラは同じだとか。
一瞬の仕事に全てを賭ける、なんと職人気質なんでしょう。
もちろん他の人からすれば「おい、もっと働けよ」と言いたくもなりますが、それぞれのポジションや役割が仕事
にはあります。
与えられた仕事に全てを賭けて、それぞれが一生懸命やってこそのチームプレイです。
まずは目の前の仕事に全力を注ぎましょう。さあ12月も残すところあとわずか。
さすがに底冷えしてくる寒さになりましたね。体調管理をしっかりとしておきましょう。