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イヤホン難聴
2021.07.07

上毛労務の今泉です。

音楽鑑賞や動画視聴、テレワークなど…何かとイヤホンを使うことも多いのではないでしょうか。
その際に気をつけたいのが、「イヤホン難聴」。
イヤホンで大きな音を長い時間聞いていると、耳の奥にある内耳に影響が出やすく、イヤホン難聴になる恐れがあります。最初は聴力の衰えを自覚しにくく、徐々に両耳で進行するとのこと。
世界保健機関(WHO)によると、走行中の地下鉄の音に相当する80デシベルの音を1週間に40時間以上聞くと、難聴になる危険性があるとされています。
では、予防するにはどうしたらいいのか。基本は大きな音を聞き続けないことです。
他にも…
・周囲の雑音を低減させる機能のあるイヤホンやヘッドホンを選び、できるだけ音量を上げずに済む工夫を行う
・静かな環境で耳を休ませる時間をつくる
・適度な運動や規則正しい睡眠を心がける
・糖尿病や脂質異常症など生活習慣病に気をつける
難聴なのに生活習慣病?と思われるかもしれません。耳の振動を脳に伝える有毛細胞の周りに細い血管があり、血流が滞ると酸素や栄養が細胞に届かず聴力に影響が出るとのこと。また、この有毛細胞が傷つくと音を感じにくくなり、細胞が一度壊れると元には戻らないため、聴力の回復は難しいそうです。
耳の衰えの自覚症状には、体温計の電子音が聞こえづらい、佐藤と加藤など子音の違いが聞き取りにくい、マスク越しの会話が聞き取りにくい等があります。
難聴になるとなかなか治らないと言われています。そうならないよう、日頃から耳に負担をかけ過ぎないように、聴力も健康に保ちたいものですね。

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