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早生まれは何かと不利!?
2020.11.27

おはようございます。上毛労務の今泉です。

「早生まれ」と聞くとどんな印象がありますか?
子どもの頃は体格の差が気になる、誕生日を迎えるのが遅いため同級生の中で若い…そんな話をした印象があります。
以前は「早生まれは得生まれ」と言われ、早く学校を卒業し社会にでる分多く稼げるので、あえて出産時期を早生まれに希望するご夫婦もいたそうです。

そんな早生まれですが、実は大学進学や就職してからも何かと不利なことがあるというのです。
ある研究ではつぎのデータが出ています。
・入学した高校の偏差値 3月生まれよりも4月生まれの方が平均4.5ポイント多い
・30~34歳男性の場合 1~3月生まれより4~6月生まれの方が賃金水準が3.9%多い
このような研究データがある一方で、政官首脳やプロ野球の最多勝を取る選手は一転して1~3月生まれが多いというデータも。ある閣僚の方は子どもの頃にスポーツを始めた際、他の同級生より身長が10㎝以上小さかったことから「負けたくない!」とたくさん食べて体を大きくしたという早生まれをバネにしたケースもあります。
ここでふと疑問なのが、4月1日生まれはなぜ早生まれなのかということ。年齢計算をする際に誕生日の前日が終わるときに歳をとるというルールがあり、3月31日に歳をとることになるためです。閏年の方を考慮したとも言われています。

生まれ月による違いはあるものの、早生まれでも格差は努力ではねのけられる。かく言う私も早生まれですが、幸いなことにそこまで不利と感じたことはあまりなかったように思います。
また、今年新型コロナウイルスで休校となった際に話があった9月入学。他国ではすでに導入されていますが、もし日本でもそうなった場合は6~8月生まれが早生まれになります。
その時はまた違った格差が出てくるのかもしれません。

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