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2019.10.04
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。
皆さんは『佰食屋』という国産牛ステーキ丼専門店をご存知でしょうか?
こちらのお店は、本当に美味しいものを1日100食限定で提供しているそうです。

何故その様な事業展開にしたのか?

それは社員にとって働きやすい会社を目指したからだそうです。
社員が感じる、閉店間際に来店する顧客への内心対応は、『なんで今頃・・・早く帰れない!』とどうしてもテンションが下がる。であれば、早く売り切れば早く帰れるという発想に結びつき、頑張って100食を売り切り、就業時間通りの残業0の会社になったそうです。

当時はその様なビジネスモデルが無く、専門家にダメ出しを多くされた様ですが、現在京都市内に3店舗を構えているそうです。

売上を伸ばすでは無く、売上を減らして無駄を無くせば、経営として成り立つ事を実現している様です。今では100食で無く、50食を目指す店舗経営しているとの事です。

柔軟な考え方によって、色々な発想が生まれます。凝り固まった考えでなく、自由な発想で未来を創造する事がコンサルタントに必要なのだなと考えさせられました。

それでは、自由な発想を生む為に良い週末をお過ごし下さい。

2019.09.25
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

先日の須田さんのブログに対抗して私も少々母親自慢を。

 

私の母は今年83歳になる紛うことなき後期高齢者ですが、そのタフネスぶりは目を見張るものがあります。

20代後半で兼業農家に嫁いだ母は、平日は会社勤めをする父を支えながら養蚕、こんにゃくの生産、米作りなどの稼業をメインで担ってきました。

子ども心にも母は毎日忙しくて大変そうでしたが、明るくおしゃべりで世話焼きな家族のムードメーカーでした。

日常的に母と家でゆっくりする時間はほとんど無かったため、学校から帰ると母を探して畑や蚕屋(かいこや 蚕を育てる部屋)に足を運んではその日にあったことなどを報告していました。

もちろん「手を動かしながらでも口は動くから」と農作業は手伝わされましたが。

 

養蚕とこんにゃく作りをやめてからは、家計を支えるためにパートとして外で働き始め、その働きぶりから正社員雇用となり定年後も数年間再雇用で働いていました。

もちろんその間も家族で消費するお米と野菜は作り続けていたので、母が家でゆっくりする姿というのはほとんど見られませんでした。

 

昔から働き者でじっとしていることが苦手なタイプではありましたが、80歳を超えてもその勤勉さは全く損なわれることがありません。

そんな働き者の母のここ数年の趣味は、直売所への花や野菜の出荷です。

直売所に自分の名前で出荷し、どれだけ売れてどれだけ売れ残ったかといった結果がダイレクトに出ることに達成感を得たのか、これまで他人に貸していたこんにゃく畑を耕して、定番の野菜に加えスナップエンドウやわさび菜、モロヘイヤなどこれまで作ったことのない野菜作りに積極的に乗り出しています。

出荷仲間とおしゃべり程度の情報を共有して売れすじの野菜を新たに育ててみたり、ライバルの多い旬に時期に重ならないよう生産時期をずらしてみたりと素人なりにあれこれ工夫をしているようです。

パッキングにも気を遣い、葉物野菜が綺麗に見えるよう並べ方を工夫し、出荷する作物にぴったりサイズになるよう何種類も袋やパックを用意し、少人数世帯でも買いやすいように少量パックを作ったり、切るのが大変なカボチャは適度にカットしてパッキングしたりと日々知恵を絞って作業しています。

月毎にどこの直売所で何がどれだけ売れたかといった売上伝票も出るため、過去のデータを参考に今年はいつ何を作るのか、どこに何を出荷するのかを考えて、簡単な年間計画を立てるそうです。

 

こうなってくると一端の経営者ですね。

得られる額は年金にちょっとお小遣いが上乗せできたくらいでしかありませんが、「自分が作ったものを喜んで買っていってくれる人がいるのが嬉しいし、何より生活に張りが出る」と言って今日も畑に出ています。

 

上州名物は「かかあ天下とからっ風」と言われますが、働き者で有名な群馬の女性の代名詞はこんな人達が支えてきたのでしょうね。

私たちも親世代に恥じぬようしっかり働いていこうと思います。

2019.09.20
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。

父が他界して15年、私の母は76歳になりました。1年間は喪に服しましたが、その後はアクティブな人生を過ごしています。

水泳・ウクレレ・パソコン等、教室に通って学び、人前で発表する迄になっています。
学び事以外は、毎年の様に海外に行き、今では1人旅を平気でするまでになりました。

 

農家現役で、赤いトラクターを颯爽と乗りこなし、耕運機では自分の足を耕してしまい、その足で病院迄行き縫合後、終わってない畑をまた耕運機で耕す使命感。戦時中に生まれた方は根性が半端ない!

この間の台風前に、バラックのトタン屋根の修理に、3メートル弱の高さまで登り釘を打ち付けていました。

自分もこんな人になりたいと、息子ながら思います。負けない様にアクティブに生きるぜ!
それでは皆さん良い週末を!

2019.09.10
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

3年ぶりに首都圏を直撃した台風15号は、各地に大きな爪痕を残したようですね。

ここ群馬では大きな被害の報告はありませんでしたが、上陸した台風の中では「過去最強」と言われるほどの強い勢力を持っていたそうで、負傷者だけでなく残念ながらお亡くなりになった方も1名いらっしゃいました。

特に千葉県の被害が大きく、負傷者は36名。ゴルフ練習のネットを支える支柱が倒れて近隣の住宅を直撃したり、ダム湖の太陽光パネルが強風にあおられて損壊し火災が発生したりと想定を遥かに超えた被害を被った地域も少なくなかったと思います。

 

今回の台風直撃に関しては事前の情報提供がしっかりとされていたため、鉄道の計画運休や航空機の欠航、高速道路の通行止めなども早めに発表され、混乱を最小限にするための処置が執られたのが印象的でした。

それでも想定を超える被害に安全確認作業に時間が掛かってしまい、運転開始時間が予定より大幅に遅れてしまい駅に人があふれかえるような事態も発生してしまいました。

想定を超える暴風被害だったとしても、せっかくの計画運休が上手く生かせなかったのは残念でしたね。

 

ニュース映像では駅構内に入りきらない人達が、ロータリーまでつづら折りに並ぶ光景が映し出されていましたが、こうした混乱の中でも整然と列を作って待ち、不満を抱えながらも大きな混乱を起こさないのは日本人の美徳といえるかもしれません。

一方でこうした光景を異様に思う外国人の方も多かったようで、「台風なんだから仕方がないよ。仕事は休みにすればいいのに」といった声も聞かれたとか。

簡単に休みにできればそれに越したことはありませんが、休業によって他者に迷惑を掛けたくないという気持ちが働いてしまうのもまた日本人の特性かもしれません。

 

弊社でも自然災害等に関してはなるべくフレキシブルに対応し、社員が被害に遭うようなことがないよう心がけていますが、2014年の大雪被害の時以外に「臨時休業する」という選択はしたことがありません。

そろそろ日本でもこうした事態に際しては、「思い切って休みにする」という措置を考えてもいいのかもしれませんね。

2019.09.06
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の須田です。
次男の高校野球が終り、週末の過ごし方に新たな楽しみ、バイクでのツーリングが加わりました。
この間、友人に20数年振りにツーリングに連れて行って貰い、楽しい時間を過ごす事が出来ました。

久し振りに乗るバイクに緊張しながら、高速道路や山を走り抜ける爽快感を味わいました。昔と違い、すれ違うバイカー達との挨拶は手を振る事に変わっており、対応するのに気恥ずかしさを感じました。

今迄は、子供の頑張っている姿を見る事が明日への自分の活力でしたが、これからは自分の時間を楽しむ事が老後の楽しみに変わる事なのだなと実感した日でした。

今後も、今迄出来なかった事を少しずつ増やしながら、楽しい休日を過ごしたいと思います。それではよい週末をお過ごしください。

Let’s enjoy a day off

 

 

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