こんにちは。会計の塚越です。
7月の末に開かれた地方最低賃金審議会の最低賃金の改定について
8月のお盆明けに報告が出されました。
ニュースにもなったことで話題性は高かったのかなと感じています。
その報道では全国の最低賃金の平均が1000円超えたというものでした。
群馬県は40円アップの935円。10月5日から変更。
現在、材料高と付随費用の高騰、特に電力費と石油系統の燃料費の
高騰スピードは非常に負荷の高いものとなっています。
それは企業だけに言えることではないですが
個人生活の安定させるために賃金の増加があるのは働く側としては
ありがたいことです。
しかし会社としても売上高が変わらず、コストは増えていく現状では
経営が苦しくなっていくだけです。
産業構造上で下請け、孫請け等の会社も多くトップダウンで売上単価が
変わっていかなければいけないでしょう。
またこの機会に会社内部での働き方、効率等を見直し、
その人に対してその賃金に見合ったリターンを図らなければなりません。
賃金が上がったからよかったと手放しで喜べず、
より厳しい目線で評価されるきっかけになるかもしれませんね。