藤井経営の須田です。
数年前に告別式に参列した時の話ですが、その当時はまだお焼香を行う前に椅子に座って住職のお経を聞いていました。厳かな雰囲気の中、斜め後ろからは別音が聞こえてきました。『ぐぅ～ぐぅ～』と中々のイビキ音で、周りの人達も『オイオイ』と思う程の音量でした。暫くすると、斜め前の御婦人達がヒソヒソ話をしておりました。気を遣いながら話してはいますが、静けさの中では少し目立ってしまいます。そんな中一人の男性が声を発しました。
『故人を送る大切な告別式なのに話をするとは何事だ！俺はそんな奴が大嫌いだ！』
正義感あふれる発言で、その場は静かになりました。しかし、その声を発した人は・・・なんとメロディを奏でていた当人でした。皆心の中で、『お前が言うのか』とツッコミを入れながら、周りでは少しクスクスと笑い声も聞こえました。注意をした当人は、自分が寝ていた事はさておいて、大切な場で話す事は許せなかった行為なのですよね。
人に注意をするのは、自分の行動が供ないと説得力がありません。4月より新しく新入社員が入ってきています。先輩社員として、鑑となれるように気を引き締めて行動しないとですね。