こんにちは。小暮です。
引き続きブログを担当させていただくことになりましたのでよろしくお願いします。
今回は保険のお話です。
日本の保険会社は原則、保険金請求に必要なすべての書類が保険会社に到着した日の翌営業日から、その日を含めて5営業日以内に保険金をお支払いする必要があります。
しかしながら、新型コロナで昨年の秋の第5波の約3倍ある6波では医療保険などの入院給付金の保険金請求が増えていて、人手が追い付かず、支払いが遅れ始めた生命保険会社もあるようです。
その理由は新型コロナで自宅・ホテル療養したときでも「みなし入院」として入院給付金の支払い対象としている保険会社が多くあるからです。
このように、日本は入院給付金の保険金請求で人手不足という問題が発生しているのに対して、欧米諸国は「みなし入院」として給付金の支払対象としている欧米諸国は見当たらないため、請求で人手不足という問題は発生していないようです。しかしながら、約2年間で日本とは違って入院給付金より保険金請求額の大きい死亡保険金の請求で保険会社の経営に大きな影響でているところもあるようです。
2022年4月4日に発表された一般社団法人生命保険協会のデータからは約2年間の「日本の超過死亡率は、コロナ流行後もゼロ近傍の低位で安定推移しており、他国と比べて影響は極めて小さい。」とありますので請求の違いは想像ができますね。