藤井経営の須田です。
最近の若い子は、知恵を使う事が少ないと言われています。勿論全員ではありませんが、確かに感じる事は多々あります。でもそれは、時代の流れで仕方ない事であるとも言えます。豊かな社会になり、物が有り触れているこの世の中で、知恵を使って生活をしなくてはという事が少ないからです。
会社に入って顧客の電話番号を覚える、顧客への行き方を覚える事は全くなく、与えられた情報を使いこなす道具の使用方法さえ解れば必要ない事なのですよね。物が無い時代に育った人は知恵を使うしか手立てが無かった訳ですから、何でそんな事位考えられないのとなる訳です。逆に言えば、何で先輩方はこの道具を使えば早いのに使わないのだろう?時間の無駄では?となるのです。
時代により、必要な能力と不必要な能力があるのも事実です。新しい事を覚えないと新しい時代にはついて行けないし、知恵を使わないとその先にはいけません。昔が良い、今が良いではなく、生きて行く為に必要な能力は使わないといけませんよね。