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サクラサク
2022.01.17
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

先週末は大学入学共通テストが実施され、関連ニュースを目にされた方も多かったのではないでしょうか。
「センター試験」と呼ばれた大学入試センター試験から出題傾向などを変更し、「大学入学共通テスト」と名称も変更されて昨年から実施されているこのテスト。
2年めとなる今年は、第6波の感染拡大が押し寄せるコロナ禍での試験実施に加え、東京では受験生を狙った事件が発生し、遠く離れたトンガでの海底火山の噴火による津波警報が発令されるなど、例年になくざわついた二日間だったように感じます。
受験生の皆様、並びにご家族の皆様も健康管理など大変な日々を過ごされてきたことと存じます。
ひとまずはお疲れさまでした。

この時期になると自分が受験生だったころを思い出します。
私が受験生だったころは「センター試験」の前身の「共通一次」と呼ばれる試験が実施されていました。
共通一次試験がスタートしたのは1979年。
当時は5教科7科目(理科と社会は2科目選択)の1000点満点という実施形態で、受験生にとって非常に負担の大きい試験内容でした。
ちょうど私が受験する1987年から5教科5科目の800点満点に変更となり、理科と社会は1科目だけと受験生の負担はだいぶ減りました。
(余談ですが、負担が減った分、入学後に先輩方に「5科目試験で勉強不足」とバカにされました。理不尽だ)

この共通一次試験は1989年までトータル11年続き、1990年からは皆さまご存じの「センター試験」へと変更になったわけですが、制度が変わるとしばらくは細かな問題点などが出てくるため「割を食った」と感じる受験生もいるのではないでしょうか。
制度だけでなく、地域や季節、受験会場などによっても割を食っている受験生は数多くいると思います。
厳しい話かもしれませんが、社会に出れば「機会不平等」は当たり前にあります。
全てが公平に平等に与えられる世界は、残念ながら現代では夢物語でしかありません。
自分に与えられた条件の中で、精一杯の成果を出す。
それが自分の将来を切り開いていく一番の近道ではないでしょうか。

がんばった受験生に一人でも多くの「サクラサク」季節がやってきますように。
一足早く咲いた今年の啓翁桜です。

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