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麦茶は大麦?小麦?
2020.03.12

こんにちは、藤井経営の川上です。新型コレナウィルスの感染拡大はまだまだ続いているようで生活に不安を持ってしまう毎日です。早く収束に向かってもらえるよう祈るばかりです。

皆さんは麦茶を飲みますか。私は毎日麦茶を飲んでいます。おそらく1年365日麦茶を飲みます。麦茶は大麦(一般的には六条大麦)を煎じたものを煮出しまたは水出しで抽出した飲み物です。最近は煮出しのものは手間がかかる為水出しが主流ですが、煮出すより時間はかかるものの雑味が少ないという利点もあり重宝されています。麦茶というと夏の飲み物のイメージがあります。大麦の収穫が夏である為新鮮なもので作る麦茶は香りも良くまた体温を下げる効果があるなど夏にぴったりの飲み物です。しかし冬に温かい麦茶もとても美味しいです。温めることにより香ばしい香りと甘みが増し美味しくいただけます。緑茶や紅茶と違いカフェインを含まない麦茶は幼児や就寝前にもいただけるのでとても重宝しています。

麦茶の原料となる大麦ですが、とろろ飯などに使われている麦ごはんに入っていたりします。昔の日本では一般的に麦ごはんを食していましたので大麦の需要は多くありました。しかし最近では小麦の需要の方が多いようです。小麦と大麦は粒の大きさはあまり変わりません。でも大と小に分けられて呼ばれます。小麦と大麦の違いとしてグルテンの量に差があります。小麦にはグルテンが多く含まれパンやうどんなどに適しています。大麦にはグルテンがほとんど含まれておらずビールの原料に最適です。二条大麦がビールの材料として広く使われています。しかし小麦もビールの泡立ちをよくしてくれる作用があるので大麦とともに小麦もビールには使われているようです。群馬県では米と麦の二毛作が盛んで小麦の生産量は多いです。「さとのそら」という品種を主に生産しています。こちらはうどん、パスタ、お好み焼きなど幅広い小麦料理に適しています。またうどんに適した「きぬの波」、パンに適した「ダブル8号」など種類も豊富で生産されています。群馬県は本当に農業が盛んなんだと実感します。

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