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Suica 18周年
2019.11.19

こんにちは、総務の藤井です。

昨日でJR東日本のICカードSuicaがデビューから18周年を迎えたそうです。

当時私は埼玉県の大宮市付近に住んでおり、都内に出る機会も多かったため「これは便利」とばかりにSuicaを購入しました。
ご存じの方も多いと思いますが、Suicaはソニーが開発した非接触型ICカードFeliCaの技術を利用しているため、カードにデポジット(預かり金)が掛かります。
そのため当初は利用を躊躇した人もいたそうですが、実際に利用してみてその便利さにすっかり惚れ込みました。
なんといっても乗車券を買う必要がないというのが本当に楽で、券売機に並ぶ人達を横目に改札にタッチ&ゴー。
まさしくキャッチコピー通りの使い勝手でした。

当時は首都圏近郊の駅での出改札の機能のみでしたが、次第に利用範囲も広がり、改札だけでなく電子マネーとして店舗での買い物等にも利用できるようになり、私鉄やバスとも連携し、Suica1枚あれば日常の暮らしには困らないくらい使えるようになりました。
以前、東京出張の際に駅まで来て財布を忘れたことに気づいたことがあったのですが、かろうじて持っていたSuicaでその日一日を過ごすことができました。
電車に乗り、コンビニでお茶を買い、お店で食事を摂る。
全部Suicaで会計を済ますことができ、現金を持っていないという不安はつきまといましたが何事もなく出張を終えることができました。

そんな便利なSuicaでしたが、サービスを過信していて困ったこともありました。
Suica利用から数年後、叔父の急逝の報を受け慌てて実家に帰ろうと電車に飛び乗ったのですが、降りた沼田駅はまだSuicaのサービス範囲外。
改札の駅員さんに「Suicaで乗ったんですがSuicaで精算できますか?」と聞くとできないとの返答。この場では乗った駅からの料金を現金で支払い、証明書を出すのでSuicaは後日対応する駅で乗車履歴の取消を受けてくれと言われました。
出先から駆けつけたので現金の持ち合わせが少なかったのですが、なんとか支払いを済ませ、迎えに来てくれた兄に帰りの電車賃を借りて乗りきりました。

現在ではSuicaの機能を付けた学生証や社員証などを採用する大学や企業も多く、出欠・勤怠などの管理や入退室管理、証明書発行認証、食堂や自販機での決済などに活用し、コスト削減を図っているところも多いそうです。
巷では〇〇Payなどのキャッシュレス決済が増えていますが、18年の歴史を持つSuicaもまだまだキャッシュレス決済の雄として活躍しそうですね。

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