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お彼岸
2019.09.26

おはようございます、海老澤です。

蒸し蒸しの日が続いておりますが、暦の上ではセプテンバー。もうお彼岸。お彼岸って何でしょうね。秋だけじゃなく、そういえば春にもお彼岸ってあったような。何か、お萩とか牡丹餅とかそういうのを子供の時食べたような。
昼と夜の長さがほぼ同じとなり、あの世との距離が近くなる日で、先祖や自然に感謝する日本特有の仏教行事であるものの仏教が広まる前からの日本古来の風習であり、春に咲く牡丹の花にちなんで「ぼたもち」、秋に咲く萩の花にちなんで「おはぎ」
呼び名が違うだけで基本的には同じもの。牡丹の花は大きいので大きめに、萩の花は小さいので小ぶりに作ったものらしいです。
そして、お彼岸と言えば、彼岸花。田んぼの畦道や墓地を真っ赤にインスタ映えさせるあの独特な形状の花。毒があるとか、触るとかぶれるとか、色々言われているけど結局、有毒植物ですが、かぶれることはなく、縁起が悪いというのも迷信です。しかも交配じゃなく球根が分かれて増えるから同じ遺伝子を持つクローン植物なんです。種で増えることなく、基本的に人の手で増えていった彼岸花には、そこに植えていった人の想いも一緒に埋まっています。この秋彼岸花を見かけたら、何故そこに赤い花が咲いているのか、昔の人の考えに思いを馳せながら眺めてみてはいかがでしょうか。

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