藤井経営の深澤です。
前回に引き続いて相続税のお話しをさせて下さい。
相続税を納める方が4%前後から8%に増加して大変です。
ということを話させてもらいましたが、もっと前に遡ると基礎控除は昭和63年までは2,000万円でした納める方も8%近くいらっしゃいました。
また基礎控除を増加してくれた時の全国の土地の価格と現在の土地の価格とを比べると驚く位に一致する事がわかります。
30年程前になるので記憶も薄いですが、ニュース等で「自宅にまで多額の課税をして住み続けられなくなってしまう」というような事が騒がれていたと思います。
そういった事情を考慮すると土地も値下がり納税割合も下がった時に基礎控除を引き下げるのは当然という方もいるかもしれません。そもそも財務省や与党野党には納める方の割合も目標値があるようですので、それとかけ離れてしまっていたことは確かなようです。
また次回も、このお話しの続きをさせてもらいます。