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会う機会が少なくても
2017.11.29
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

先週話したAIセレクト花束と一緒に色紙を送った。一堂に会すことが少ないメンバーなので、『オンライン寄せ書きサイト』を活用した。メッセンジャーで送られたURLにログインし、顔写真とメッセージを書き込んだ。各地に点在している30名弱メンバーのメッセージがあっという間に埋められ、当日印刷された台紙を渡した。

花束、プレゼント代の費用の清算は、『割り勘アプリ』を使った。
グループメッセンジャーからログインすると、レシート画像と一人当たりの金額がアップされている。各個人が口座を入力すると自動で振り替えられる仕組みだ。端数の清算や集金などの煩わしさがなくなり、キャッシュレスでできるので幹事もメンバーも清算の気忙しさがなくなった。

両方とも、私は初めて知り、初めて使ったツールで、「便利だなー」というのが正直な感想。こういうツールは、使いこなせるかどうかの前に、知っているかどうかで大きな差が出る。色々なコミュニティができ、メンバーとのやり取りが、文字だけではない多方面多用途に広がっている。対面で頻繁に会うことがなくても、思った以上にスムーズに事が進んでいる。

某コーヒーのCMにように「この惑星には大げさなオフィスは必要なくなりそうだ」というのも、手に取るほど近い現実に感じる。

一方で、対面の大切さを感じる場面もまだまだある。
昨日、役所へ出向き、電話で何度か話をした担当官と初めてお会いした。懸案事項についての書面確認だけではなく、全体的な動向、当事案についての見解、そこにまつわる互いの立場でのあるある話・・・など、有意義な話ができた。何より雑談の中から、根本的なスタンスや考え方が伺えたことが大きい。物事の本質的なところは、端的なフレーズというより、具体的な事例の中や、話を掘り下げることでわかってくることが多い。
電話だけではなく対面で話せてよかった、と思った事案だ。先方もそう仰っていた。

便利なツールと距離や時間を費やしての対面、それぞれの価値がある。この先、私たちの時間や場所の制約を取り除くツールは、続々と登場する。まずは仕組みを知らないと土壌に乗れない。知った上で取捨選択していくことが今後求められるのだろう。

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