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2018.01.10
カテゴリ : 日々つれづれ

新年あけましておめでとうございます。
上毛労務 薗田直子です。

表題はauの新しいCMで、進学をためらう子役の鬼に親鬼が伝えた言葉。
「いいこと言うな~鬼ちゃん」としみじみ見入ってしまった。

状況は全く違うが、パレスチナの難民が『教育は唯一奪われないもの』と掲げている話を思い出した。家や、土地、目に見える財産すべてを奪われる日々を過ごした彼らが、将来自分たちの国が持てるようになった時、教育を受けた子どもたちが国の基礎や未来を作っていってほしい、教育が自分たちを守る唯一の武器であり最大の財産という思いを抱いている話だ。学びは未来への希望に繋がる。

ここでいう「国」は、今の時代の個人の「人生」ともいえる。
そして、今の時代の「学び」「教育」は知識のインプットだけではない。多種多様な他者と交わり揉まれ、自分だけでは持てない視野や価値観を広げていくこと。今までにない経験を重ね、自答しながら、新たな礎をつくっていくことでもある。それが、変化の激しい時代に自分を活かす武器になり、財産になってくる。

日々の長時間労働はこの先抑制される方向だが、人生100年「長期間」労働の時代が待ち受けている。
短命化する事業、長期化する仕事人生の中、「学びなおす」こと、「学びつづける」ことが益々求められてくる。

学んだことは誰にも奪われない。その「学び」、できたらワクワク楽しくいきたいものだ。

2018.01.09
カテゴリ : 日々つれづれ

明けましておめでとうございます。家の前の神社から初日の出です。

元日から実業団駅伝、箱根駅伝とTVでは恒例のスポーツが放送されていました。
そして、昨日高校サッカーの決勝戦。昨年に続き2年連続決勝進出の前橋育英高校が優勝。おめでとう。
私的にはここ数年、箱根駅伝は見ていた。しかし、今年は昨年の「陸王」とういうTVドラマと箱根駅伝で見覚えのある選手も走っていることもあり、実業団駅伝もスタートからゴールまで、飽きずに見ていた。また青山学院大学、出雲駅伝などの他の大会とは違う思いが、「箱根駅伝」には監督・選手共にあるのだろう。前橋育英は、昨年決勝戦で0-5で敗戦。その悔しい思いを忘れず、1年頑張ってきたのだと思う。本当におめでとう。
青山大学の原監督のインタビューで、「365日箱根駅伝を考えています」と答えていた。
やはり、成し遂げたいこと、やらなければいけないことは、常に意識し行動していれば実現できるし、そうでなければできないということを再認識させられた年初のスポーツだった。
健康に気をつけ、やるべきことを常に意識し行動して、楽しい1年にしましょう。   吉田 典佳

2018.01.05
カテゴリ : 日々つれづれ

あけましておめでとうございます。
最後の平成の年になりました。
平成バブルから失われた20年と沢山の事があった時代も終わるんですね。
バブルがはじけた当初は、「土地」は安い方が良い「株価」は実体経済には関係無い。
と言ってた政策、見識者の方々も沢山いました。結果が失われた20年です。
昨日の大発会での日経平均の上り幅がなんと741円で日経平均23,500円を超えました。
最安値7,000円以下から比べて3倍以上です。
そんなの自分には関係ないと言われる方もいるとは思いますし、富の偏在があるのは確かです。
ただ、偏在があろうと、大企業で溢れたお金は「国や大手の従業員、下請け業者」に、国に流れたお金は「中小企業や公務員」に、そして一般の方々へ溢れていくはずです。
コップにだけ注がれる水だとしても注ぎ続ければ溢れてくるように、そろそろ沢山の方々に多くの富が溢れてく年に今年がなれば良いですよね。
では、本年もよろしくお願いいたします。

2017.12.28
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の藤井武です。

今日で弊社は、今年の最終営業日となる。
今年から始めたブログも、平成29年は今回でオーラス。
今日のテーマは、今年1年で最も実感した事の回顧とこれを踏まえた来年の展望について記載したいと思う。

このブログで、例えは違えど他の執筆者も言っていることが、変化する時代の流れに対応していかなければならない、ということだ。
「変化する時代の流れ」はいろいろな事象に現れている。産業構造、事業の盛衰、物の見方、人の評価・・・。
これに対応しなければいけないのだが、何から始めればよいのか?
まずは「現実」を直視し、自分が置かれている状況を正確に把握することが最も肝要ではないか。
自分の「棚卸」。自分にできる事とできない事、しなければいけない事としなくてよい事、したい事としたくない事。
自分のポジショニングと機能を、いかに最適化させるか。

今の自分自身の分析をしっかりとしたうえで、世の中(自分以外)を眺めてみる。
これには、少し立ち止まる時間が必要だ。
自分以外の他者からの要請(評価)にどのように応えるのか、もしくは応えないのか。
答えは自分で出さなければならない。

時間の流れは速い。意識して時間を使おうとしなければ、あっという間に1年も終わる。
これから迎える年末年始の休暇は、上記を考えるには十分な時間がある。
一年の計は元旦にあり、この格言に従うことにしよう。

新しく迎える1年を自分自身がどのように考え、動かしていくか。
動かされるのではなく、自分から動く1年にしていきたいと思っている。

2017.12.27
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

気忙しいのは性分で年中無休のせいか、個人的には年末感があまりない。
とは言っても、今年最後のブログなので、振り返りもかねて綴りたいと思う。

プライベートなことだが、今年は一念発起してビジネススクールに通った。東京大学の中原淳先生が主宰する「ラーニングイノベーション論」
中原先生は、大人が組織の中でどう成長するのか、企業の優位性をつくりだすための人材開発をアカデミックに研究している第一人者だ。
有給を使い、月に2回ほど東京丸の内へ。学習理論、組織行動論、組織開発など理論的に学ぶのと同時に、「人材開発」「大人の学び」とは自らが行動やモノの見方を変えることであり、他者との語りや内省で常に「・・・で、自分はどうなの?」と問いを突き付けられ、結構苦しいものでもあった。

今までだったら「忙しいから学校は無理!」と思っていただろう。でも、仕事以外のフィールドをつくったことで余白ができた。見える景色も変ってきた。
喉がカラカラで全力疾走していたら、周りの景色は見えない。周りの景色が変わっているのに気が付かないかもしれない。こんな時代だからこそ、学ぶ時間、新しいことに取り組む時間を確保しないとシフトチェンジが難しくなる。
意図して「自分」でやらないことには、難易度の高い目の前の道を、ただただ全力で走り続けることになる。

「忙しさ」「時代」「環境」のせいではなく、自分にしっかり水やりをし、しっかり息つぎをして、自分を育てる主導権は「自分」にある。そんなことを要所要所で感じた1年だった。

中原先生に紹介され、ずっしりと心に響いた詩を、今年の締めくくりにシェアしたいと思う。

『自分の感受性くらい』  茨木のり子

ぱさぱさに乾いてゆく心を
人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

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