おはようございます。楢原です。
食事をとっていると、時々ふと、これは子供のころは好きではなかったなぁと思うことがあります。
味覚が大人になったのか、単純に好みが変わったのかは分かりませんが、
クセが強くて食べられなかったものがおいしく感じたり、辛さや香りを楽しめるようになったり。
私の中で、その代表格が七味と山椒です。
七味の中に山椒も入っていますね。
七味はもともと風邪薬として生まれた薬味だったそうです。
実際に、日本三大七味の一つに挙げられる浅草の「やげん堀」は薬種商として開業したお店です。
漢方薬や生薬を美味しく取り入れられないかと考案されたのが七味唐辛子でした。
美味しいおそばにかければ、香りを楽しみながら体を温めてくれるため、
気づかないうちに風邪予防にもなっていたのです。
七味専門店に行くとオリジナルブレンドの七味を作れるところもあるようです。
自分にあった七味を作ってみるのも楽しいかもしれませんね。