こんにちは、沢田です。
今年もよろしくお願いいたします。
普段あまり映画を見ないのだが、正月休みに「ラーゲリより愛を込めて」
という作品を見た。
終戦後、約60万人の日本人が―40℃の極寒の地シベリアの強制収容所に
抑留された実話を基にした映画であり、二宮和也が主演。
実は、20年前に亡くなった私の祖父もシベリア抑留者であり、酔っぱらうと
よく当時の話をしてくれた。
「寒さと飢えに耐え切れず、仲間が次々と死んでいった。かわいそうだから爺ちゃんが
穴を掘って埋めてあげたんだ。」とか、「脱走しようとしてソ連兵に射殺された人もいた。」
など、幼少だった私には衝撃だった。
推定6万人の抑留者が命を落としたそうであるが、祖父はなんとか生きて帰ってきたと
言っていた。
当然だが、祖父が生きて帰っていなければ私はこの世に生まれていない。
亡くなって20年になるが、今でも祖父を尊敬している。
そんなわけで今年も精一杯生きるぞ。