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インボイスの発行が免除される取引の帳簿記載
2023.12.15
カテゴリ : 税務・会計

みなさん、こんにちは。
ざきこと、会計の岩﨑です。

インボイス制度も施行して約2ヶ月、現場での対応はいかがでしょうか?
請求書に登録番号を記載しなければならない。
税率ごとに消費税額を記載しなければならない。
登録番号が記載された請求書等(適格請求書等)でないと、仕入税額控除を受けられない。
今までより多くのことを要求されており、対応に追われているのではないかと思います。

そんな中、適格請求書等の発行が免除されている取引もあります。
例えば、公共交通機関(電車、バス等)の利用、自動販売機での飲料物の購入など、
適格請求書等の発行が困難な場合があります。
そのような場合は、帳簿に適格請求書等の発行が免除される旨と
その取引先の名称と住所を記載すれば、
仕入税額控除を受けることができるという特例があります。

バスを利用した場合の記載例
交通費/現金 500
摘要「バス運賃 バス会社名 公共交通機関」
※公共交通機関の場合は住所の記載は不要
このようになります。

バスに関していうと、今日12月15日は観光バス記念日です。
1925(大正14)年に、東京乗合自動車により日本初の定期観光バス
「ユーランバス」の運行が始まりました。

群馬にいるとなかなかバスを使う機会はないことが多いですが、
インボイスの施行でこのような要求をされていますので、
利用した際は忘れずに記載してください。
記載方法や詳細は担当まで。

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