おはようございます。労務の岩﨑です。
ここ最近群馬県の地元企業が悲鳴を上げています…。
背景にあるのは、10月5日から過去最大UPとなった最低賃金の上昇ですが、それだけではなく今年4月に明和町にオープンした【コストコ】では、パートの時給が1,500円の募集が出されています。
935円となった今でも、なかなか厳しくなったとの声も聞こえるなか、外資系企業のこの時給にはなかなか太刀打ちできないですね…。正直、時給1,500円と聞いたら、看護師等の専門職を想定してしてしまうため、スーパーのパートでこの時給は…通常考えられないです…。
ただ働く側の声としては、物価も上がっているので同じ1時間だったら当然高い時給に魅力を感じてしまうため、この募集に応募してしまうのはうなずけます。
そのため顧客に訪問した際には、求人募集を出しても【全く応募がない】等の声もよく聞きます。
1,500円の時給に同じ時給で勝負するのは難しいとしたら、何を武器に人を集めたらいいのだろう…
自社の採用に困っている会社は、長く勤務している社員に辞めない理由を聞いてみるのもいいのかもしれないと私は思います。
きっとお金だけではない、自社のいいところがあるはずだと思います。
外資系企業につぶされず、地元企業には頑張って欲しいです。