こんにちは。会計の塚越です。
昨日EUが出した決定が少し話題になりましたね。
以前の決定によりEU圏内で2035年以降のエンジン車の新車販売を
禁止する合意がなされていました。
しかし25日に行われた調整で2035年移行の条件付きでエンジン車の
販売を認める合意がされました。
その条件は二酸化炭素の排出が実質ゼロの合成燃料を使用する車両について
認めるというものです。合成燃料とは二酸化炭素と水度を合成して作られる燃料であり
水素化合物の集合体とのこと。
日本での自動車のエネルギーはどのように選択されていくのでしょうか。
日本の製造業の多くを担っている自動車製造業。
5月に広島で行われるG7サミットでも世界のエネルギー問題が
主題の一つとして挙げられています。
もしガソリン車がなくなるのならば日本の産業に与えるダメージは
計り知れないものとなるでしょう。
それも時代とみなすならば、
AI等のITにより排他される業種のように方向転換を迫られているのと同義でしょう。
しかし日本はガソリン車のシェアが非常に高く、大阪市に設置されていた市営の
EV充電ができる駐車場も利用料金等を理由に利用回数が非常に少なく、
設置の継続は難しいという判断がなされたようです。
まだまだ問題点が山積みとなっています。
どの業界も転換期を迎えるのが遅いか早いかの違いとなり、
それに向けたサポートができるように世間を観察していきたいですね。