こんにちは、総務の藤井です。
少し前の話題になりますが、2022年の3月末でPayPay請求書払いによるポイント付与がなくなりました。
政府主導によるキャッシュレス化推進事業ですっかり市民権を得たスマホ決済。
なかでも圧倒的なポイント還元や利用ボーナスでスタートダッシュを決め、瞬く間にスマホ決済のトップに躍り出たのがPayPayでした。
PayPayのサービス内容は多岐に及んでおり、なかでも光熱費や税金などの公共料金をスマホひとつで払えるようになったのは、利便性という点で一歩進んだサービスになったと思います。
前述の今年3月末までは、税金や公共料金の支払いをPayPayで行った際に一定の条件をクリアすれば0.5~1.5%のポイントが還元されていたので、PayPayで固定資産税などを払った方も多かったそうです。
この便利でお得な支払い方法ですが弱点もありました。
それはレシートや領収証など支払いを証明するものが発行されないという点です。
プライベートで使用する分には問題ないのですが、経費にするときに困ってしまった人が続出したのです。
通常の出金なら出金伝票への記入などで代用できますが、税金となると領収証が納税証明として代用される側面もあり、肝心の領収証が出ないという問題は結構面倒ではありました。
今月からはこうした請求書払いに対するポイント付与がなくなったため、ポイント目当てでPayPay払いをしていた人は減るのではないかと予想されていますが、自宅にいながら公共料金を支払える便利さを享受した人は、そう簡単に手放すことはないのかなとも思います。
スマホ決済もそうですが、前日のブログでお勧めされていたクレジットカードで納税する人も増えつつあります。
納税方法も多様化していますが、お得ばかりを考えて利用するとかえって面倒なことになる場合もあります。
デメリットもきちんと理解して、キャッシュレス決済と上手く付き合っていきたいですね。