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過去の教訓
2022.03.18
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

3月16日の深夜に発生した地震で、ここ群馬県では大きな被害の報告は聞こえてきませんでしたが、震源地に近い福島県や宮城県では建物の崩落や道路の亀裂など被害が出たところも多かったようです。
杜の都仙台では仙台城址にある有名な「伊達政宗騎馬像」の馬の脚が破断して傾いてしまったり、東北自動車道では国見インターから白石インター間の下り線で大きな亀裂が発生したりとあちこちに地震の大きな爪痕が残されています。

当日は私も地震発生直後からテレビでニュースを聞きながら自宅の被害確認などをしておりましたが、テレビから聞こえた「東北新幹線が脱線」のニュースには思わず手を停めてしまいました。
翌日の続報で、幸いにも大きな事故にはつながらず、けが人もなく、78名の乗客乗員全員が午前3時過ぎには無事に避難が完了したと聞いて安堵しました。

今回の東北新幹線の脱線は全17車両中16車両が脱線したそうで、改めて地震の威力の大きさがうかがえます。
そんな状況の中、脱線はしたものの車両が大きく傾いたりレールから外れて横にはみ出したりといった様子も見られなかったのは、2004年に発生した新潟県中越地震での新幹線の脱線事故を受け、JR東日本が安全装置の見直しや逸脱防止装置の設置などを積極的に進めた結果と知りました。
新幹線を含め、私たちの身の回りの安全は、そうした企業努力によって日々更新され続けているんだと実感しました。

これからしばらくは余震に警戒をする日々が続きそうで、コロナ禍に加えての地震警戒と気が休まる時間もありませんが、自分たちも含め世の中はきちんと過去を教訓として日々アップデートしていかなければなりません。
就寝する際には枕元にスリッパと上着を。
すぐに手に取れるところに懐中電灯を。
忘れかけていたことをもう一度思い出していきましょう。

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