こんにちは 小暮です。
昨年のブログで火災保険の改定のお話をさせていただき、来年も改定の可能性が高いとのお話をさせていただきました。そして、残念ながら来年も値上げになる見通しとなりました。また、現在の火災保険は最長10年契約ですが、改定後は5年に縮めることも決める見通しです。
この期間短縮は2015年にも行われています。これは多くの自然災害の影響で保険金の支払いに影響がでないよう行われたもので、最長36年から10年に縮めていました。
そして今回は10年から5年。10年では今後に起こりうる自然災害による保険金の支払いには対応が難しいのでしょう。
また、火災保険だけでなく地震保険も5年で3回の改定が行われています。
2017年1月1日、2019年1月1日、2021年1月1日。
地域によって料率が違うため群馬県とお隣の埼玉県では値上げ率が大きく違います。
群馬県の一般的な木造建築の地震保険料率は「2016年1.06」→「2021年1.23」
埼玉県の一般的な木造建築の地震保険料率は「2016年2.44」→「2021年3.66」
例えば、2016年に最長の5年の地震契約した方は今年が更改の年です。
群馬県では5年前の保険料より多少高くなった感覚ですが、埼玉の方は保険会社に確認したくなる保険料になっていると思われます。
火災保険・地震保険どちら値上げ傾向です。毎年更改している方は今年の更改の時には火災保険10年・地震保険5年契約をお勧めします。