おはようございます。上毛労務の今泉です。
マスクの着用が日常的になって半年以上が過ぎました。
最初は毎日のマスクに慣れないこともありましたが、まだ新型コロナウイルス感染者も増え、治療法もはっきりしないこともあり、マスクをせずに外出することに不安を覚えます。
そのマスクですが、人のとの関わりにも少なからず影響がでています。
ある日本人学生の話。友人と会話をしていても、マスクで口元が隠れてしまうため面白い話をしても相手の表情や感情が読み取りにくく、気分もめいってきているとのこと。もともと日本人はあまり気持ちを表には出さないと言われていますが、そこにマスクや生活の制限も加わっていることも考えられます。
一方で「目は口ほどに物を言う」ということわざがあります。以前にどこで相手の表情の判断をするかの実験を行ったところ、日本人を含む東アジア人は目元を重視する傾向があるとの結果が。そのため、他国よりもマスクの着用の受け入れが早いのではないかとの見方もあるようです。
目元は口元などの他のパーツと比べて動きも微細なため感情を表現しにくいですが、本心を偽りにくいとも言えます。欧米人は言葉でしっかり自己主張しますが、日本人は周りとの協調を重視するため、声色や顔の動きなどに込めると言われています。
相手に自分の感情が伝わりにくい状況だからこそ、誤解を招かないよう、仕草や声に表情をつけたりしながら、自分を伝えられるよう日々を過ごしていきたいものですね。