おはようございます。上毛労務の今泉です。
今年も残すところあと2週間となりましたね。大掃除など年末に関する話題をよく見聞きします。
そんな年末の風物詩である除夜の鐘。1年の人の心にある煩悩を祓うために大晦日の夜に鐘をつきますが、その除夜の鐘が近年、各地のお寺から消えつつあるようです。
理由は大きく2つ。
1つ目は、お寺で働く人や近隣住民の高齢化です。体力的な問題や夜間の外出を控える傾向がある為です。
2つ目は、騒音問題です。鐘の音は大きく響きもあり、それによりゆっくり年越しができないといった声もあるそうです。
そういった問題点を解決しつつ、参拝者も以前より10倍に増えたお寺があります。
そのお寺では、除夜ではなく大晦日の日中に「除日の鐘」を数年前から行い、夜の外出を控える高齢の方や子供も参拝できると喜ばれいるそうです。さらに住職も夜はゆっくり休めているそうなので、健康管理もしやすくなっているようです。
伝統の風物詩も時代の流れによって今まで思いもしなかった問題点がでてきたり、変えていくことが増えてきたように感じます。
新年を迎えるにあたり、私も自分自身の1年を振り返り、変えていくべきところや目標を考えながら今後を改めて考えていこうと思いました。