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本物の花、偽物の花
2019.06.20
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。

 

5月上旬のブログで「今年こそは赤城山の山頂まで新緑が駆け上がる様子を見届けたい」と書きましたが、今年も願い叶わず気がついたら山頂まで綺麗な緑で覆われていました。

残念です。

また来年がんばります。

 

赤城の様子に気を取られているうちに、玄関では昨年いただいたブーゲンビリアが花を付けました。

昨年は綺麗なピンク色の花の付いた状態でいただいて、その後は枯れ落ちるだけだったので気がつきませんでしたが、よく見るとピンク色の花の中に小さな白い花が咲いています。

ひょっとしてこっちが本当のブーゲンビリアの花?

じゃあこれまで花だと思っていたのは何??

慌ててネットで調べると、これまで私が花だと思っていた部分は苞と呼ばれる葉が変色したもので、苞の中に3本出ている小さな花弁のようなものが花だとありました。

ポインセチアみたいなものなんですね。

この季節を彩るアジサイも花に見えるのはガクで、本当の花は額の中に小さく咲いている部分でした。

今調べたらドクダミもハナミズキもミズバショウも花びらに見える部分は苞でした。

 

そういえば、果物でもこういった偽の果実「偽果」と呼ばれる部分を食べるものが多いですよね。

代表的なところでいえばイチゴが有名ですが、イチジク、リンゴやナシなども偽果なのだそうです。

 

そう考えると、私たちが日頃愛でていたり好んで食べていたりするものは、花でなくても果実でなくても全く問題ないわけですよね。

日本のカニカマが本物のカニに遜色ないくらい美味しくて本物より健康にいいという話も耳にします。

本物か偽物かという真贋を気にするよりも、何が自分にとって有益かという価値観で物事を判断することも時には必要なのかもしれませんね。

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