藤井経営の牛房です
私たちの業界も年末から3月の確定申告まで年間を通して忙しさがピークを迎えますが、日本酒造りも佳境を迎えているようで、いよいよ絞りの工程に入ったようです。
日本酒には甘口と辛口がありますが、これは製造方法に特別違いがあるわけではなくその過程において分けられているものです。
以前に麹が酒米のでんぷんを糖分に変え、その糖分を酵母がアルコールに変える事によって日本酒はできると書きましたが、その過程において糖分とアルコールの割合によって糖分が多ければ「甘口」アルコールが多ければ「辛口」に分かれます。この割合が「酒度」とよばれ、この酒度を見計らって絞ることによって甘口辛口ができるのです。
毎年、群馬県清酒品評会が開催されていますが今年は3月15日に開催されるようで、友人の酒蔵でもまた今年も旨い酒ができたとのことです。