藤井経営の藤井武です。
4月になり、新たな事業年度がスタートした企業が多いのではないかと思う。
今年度の目標設定等したうえで具体的な行動計画を行っていると思うが、その実行率(実現率)はどうだろう?
以前も紹介した、ネットなどでお騒がせキャラの脳科学者茂木健一郎氏のコラムで目標達成に関する話題があり、できる人は自分の目標を言わない、とあった。具体例として、アメリカマサチューセッツ州に拠点を置くロボットの研究開発をする「ボストン・ダイナミクス」社の例があった。
しなやかな動きなどその性能の高さに驚いた「アトラス」や「ビッグドッグ」の発表は、事前の計画などは一切公表していなかったようだ。
茂木氏曰く「これをやりますと口にして満足するのではなく、完成してはじめて人に言う、ストイックな姿勢が現代におけるスターを生み出す」。
いくら立派な計画を立てても、実行できなければ全く意味がない。
何ができたのか、という結果がもっとも重要であることを改めて思い知った。