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2017.10.06
カテゴリ : 日々つれづれ

藤井経営の深澤です。
テレビを見ても新聞を見ても政治関係のニュースが盛り沢山の毎日です。
世の中を代表した正しい「ご意見」がいろいろと報道されています。読めば読むほどに新聞やニュースは複数の会社のものを読まなくてはいけないなと心に誓うほど、一つの事実に対して沢山の真実が報道されています。
私個人の好きな政党は別としても、今更ながら気になったのが「保守政党」と「リベラル」という言葉です。
「保守政党」は、現体制を維持し、伝統的な価値観と秩序を重んじ、急進的な変革よりも漸進的な改革を志向するという、保守主義の立場に立つ政党ということみたいです。
「リベラル」とは、政治的に穏健な革新を目指す立場をとるさま、個人の事由を重んじる思想ということのようです。
立場や方向性の違いを別とすれば「漸進的」「穏健」と言葉だけをみれば穏やかな雰囲気に感じてしまいます。

「保守」「リベラル」という言葉の意味とメディアの使用する意味とは、一致してるんですかね?

2017.10.04
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

絶対王者の内村航平が途中棄権で7連覇を逃し、衝撃とともに報じられた世界体操。
内村を追随する日本体操界の次期エース、白井健三のインタビューを大会直前にTVで目にした。

白井は、内村も絶賛する高難度の「ひねり」を武器とし、「ひねり王子」ともいわれる選手だ。昨年のリオオリンピックで得意の『床競技』で優勝を期待されながら、難易度の高い技を連続で失敗し、予想外の4位に終わったのは記憶に新しい。

インタビューの中で、その時の話に触れ、
『成功することも大事だけど、失敗できる価値も結構大きい』
『大舞台で失敗すればするほど同じことは二度とやらない。だから失敗することも次に繋がる』と語っていた。
事実、オリンピックの時に失敗した連続技は、今シーズンはノーミスで『大舞台での失敗は自分を変えてくれる』ということだ。
ただ単に失敗したことが次の成功につながっている訳ではない。インタビューでは語られなかったが、どこでどうやったことが失敗につながり、どうすれば失敗しないのか、とことん自分自身で振り返り、頭で理解するだけではなく身体で再現できるまで練習を繰り返した結果に違いない。

『失敗しても自分の代わりには誰もなれない。自分にしかできないことだから』
(このあたり、うろ覚えですが・・・)ということも語っていた。
白井は王者内村を目指しているだけではない。過去の自分自身を踏み台にさらなる自身との戦いに挑んでこその言葉だろう。

挑戦者白井、戦いの先にある、伸びやかでゆるぎない言葉に惹きつけられた。

2017.10.03
カテゴリ : 日々つれづれ

先日、衆議院が解散し国会議事堂内で万歳がされていた。「万歳」というと、うれしい時にするイメージがある私は、何か違和感を感じた。「万歳」をする明確な理由は無いようだが、「出陣式の万歳」のような、またここに戻ってこられるというジンクスといったものらしい。小泉進次郎氏は「慣習だからとか、今までやってきたからとか、合理的理由なくやり続けるのは僕は好きじゃない」と、「なぜ万歳をしなかったのか」と記者に問われそのように答えていたようだ。自民党も、そういった人が増えればもっと支持率が変わるかもしれない。しがらみや既得権益も捨てて、「日本のため、国民のために」を一番に考えて。もちろん、万歳をしている方々の中にも、そう考えている人はたくさんいると思う。ただ、そうでない方や、そうでないような事も起こっているのも事実。だから、「希望の党」いや小池氏にみんなの目が、心が向くのかもしれない。
25年ほど前に、「日本新党」が発足し、細川内閣が実現した。当時、みんなが何かを期待していたような気がする。25年後の結果が今。政界は政党名も含め変わったかもしれないが、世界情勢、国民の生活はもっと大きく変わっているのかもしれない。
さて、今回の総選挙。先日万歳をした先生方のうち、どれくらいの方がジンクスどおりとなるのだろう。  吉田 典佳

2017.09.29
カテゴリ : 日々つれづれ


藤井経営の深澤です。

「秋の夜長」を感じられる日々が続いています。

夜になると過ごしやすい日々が続き、ゆったりした時間を味わっています。

私が、こんな風に過ごせるのも「秋の夜長」だけではなく「働き方改革」が、とても影響しています。

夜10時まで事務所にいては「秋の夜長」は感じられなかったと思います。賛成反対の意見は多々あるのでしょうが、今の自分の生活やこれから就職を目指す子供の事を考えると「働き方改革」がもたらした適正な勤務時間や人手不足による雇用環境の改善(労働者側から見た)は予想外な影響をもたらしてくれました。

夜、自宅でしていることですが、最近は「覚えていても役立たないことの本やnetを沢山読んでいます」

例えば、赤城山は赤城山の山頂という場所はなく黒檜山をはじめとする8つの山頂の集まりということだったり、30年以上前に読んでいた本を読み返していたりです。

勤めてからずっと読む本等も仕事に偏り私自身の視点や考え方も狭いものになっていたものを、ここで上手にリセットをして、もう一度新たな視点で家族や仕事の事を考えなおしていければと思っています。

 

 

2017.09.27
カテゴリ : 日々つれづれ

上毛労務 薗田直子です。

先日、ある社長との会話で「理念を浸透させるって、具体的にはどんなことなのかな」という話題になった。

例えば『顧客志向のモノづくり』という理念には、どういう意味や思いが込められているのか、そのフレーズだけは理解することは難しい。

経営者や役職者がそのフレーズに込められる意味を咀嚼して話す。「初めて顧客に感謝された話」「結果がでなくて窮地に陥ってから挽回していく話」・・・フレーズでは伝わりにくい思いや価値観をストーリーにして伝えることで理解は深まる。
クレドや経営理念をストーリーとして語る「ストーリーテリング」は、ビジネスの世界でかなり普及している。だが、ストーリーとして語ることで社員は理解はすれども、なかなか行動や意識を変えるところまで至っていない。そんな話もチラホラ。理念が行動まで結びつく間には、いくつかのステップが存在する。

一方、社員が語る「うちの会社は・・・・」は、どんなところから発せられるのだろう。
「すごく自由な雰囲気だけど、組織としてのまとまりがないんだよね」「決められたことはコツコツやるけど、時代の波にはのれないんだよ」・・・それぞれの言葉で語られる「我が社」は、決して一方的な押し付けや命令によってアウトプットされたものではないはずだ。
それぞれが会社生活で日常的に経験し、見聞きしたことが、各自の中で意味づけされ、アウトプットした結果だ。それが社員の感じている組織文化に他ならない。

「文化をともにすることは、共通経験に関する物語を語ることだ」心理学者カール・ワイクの言葉がある。
上からのワンウェイな語りではなく、一人一人が「仕事のありかた」「商品の意味」「顧客へのスタンス」を自分のエピソードに基づいて語り、意味づけけていくことが、「価値観」や「理念」を深めていくことにつながる。考えを深めるステップは他者との語りで生まれてくる。ここで主眼になるのは正解、不正解ではないと思う。
もちろん、ビジネスの場なので「判断」が必要な場面もあるが、「判断」の裏側にどんな意味、背景があるのかを掘り下げて考えることが「価値観」のすり合わせに繋がるのではないか。

多様性が増し、物事に対する考え方の違いも今より当然多く生まれてくるだろう。「何が正しい」ではなく「何故そう考えるのか」を互いに語り、互いを知り、自身の考えを深めていく。
理念を浸透させるヒントになるように思う。

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