藤井経営の藤井武です。
先日気になる記事を目にし、これまで毎回ブログで触れている増大する医療費の問題とも相俟って、自分自身の生活習慣、について今真摯に考えさせられています。
気になる記事とは、「飲酒」に関する新たな研究発表です。
6月1日付英医学誌BMJに、ほどほどの量の飲酒でも脳には有害な可能性がある、ということで、これまでは飲酒の良い効能として認識されることが多かった「適量」の飲酒の信ぴょう性が揺らいでいます。
平均年齢約43歳の男女500人余りを1985年から30年もかけて追跡し、定期的にMRIで脳の検査を行い、飲酒量との関係を調べたそうです。
日本のビール中瓶に換算して1日1本程度の飲酒量でも、記憶などをつかさどる脳の海馬が萎縮するリスクが、飲まない人より約3倍高い、そうである・・・。
「酒は百薬の長」ということを錦の御旗にし、それほど酒が強いほうではないが酒好きである私は毎晩晩酌をしており、時には飲みすぎてしまうことも多々あり・・・。
一説によると、海馬の萎縮は認知症の発端になるとも言われています。
医療費増大は、国家財政の逼迫の一因であることは明らかです。
認知症予防は、今後の医療費対策において、最も優先度が高いものです。
これまで私は、幸運にも大病することなく生活できており、自分の問題として医療費について向き合ったことがありませんでしたが、よく考えてみれば、色々な生活習慣病予備軍であることは間違いない、と思います。
昨年の健康診断以来、自分の健康状態から生活習慣を見直す必要性があると実感した私はスポーツジムに入会し、週に2回は通うことを心掛けているのですが、できたりできなかったりしています。
40歳を過ぎ、いつどのような病気に見舞われても不思議ではないと、頭の片隅では理解しているのですが、なかなか生活習慣を徹底的に見直すことができていなのが現状です。それに加えて、今後の晩酌についても検討しなければならないとは・・・。
現実は厳しいですね。
私が病気になるとこれまでどおりの生活はできなくなり、もちろん仕事にも影響が出ますので、家族と会社に多大な迷惑をかけることになります。
疾病の罹患を自分の問題としてしっかりとらえ、今後の生活習慣をどのようにしていくか、答えをだしていきたいと思っています。