こんにちは、総務の藤井です。
今年から始まった新NISA。
日経平均の4万円台突破の後押しもあり、あちこちで問い合わせを受ける機会も増えました。
先月参加した個人事業主の多く集まるイベントでも、投資に関するご相談が多かった印象でした。
こうした場で多いのが「NISAとiDeCoの違いが分からない」「自分はどっちをした方がいいのか分からない」という相談です。
新NISAの使い勝手が良くなったため現在では新NISAを取り上げられる機会が多く、どちらも「運用益が非課税」「投資信託での積立が有効」など共通部分も多いので混乱しがちです。
iDeCoは正式名称を『個人型確定拠出年金』といい、その名の通り【年金】のための積立です。
NISAは正式名称を『Nippon Individual Savings Account』といい、イギリスの個人貯蓄口座(ISA)をモデルにしたものです。
iDeCoは年金という目的があるため60歳を超えるまでは現金かできないなどの制限がありますが、その分積立金は所得控除となるため節税ができます。
NISAは資産を形成するのが目的なので自由に現金化できますが、所得税の節税効果はありません。
ご自身が何から始めたらいいか分からない場合は
「節税が必要な収入があるならまずはiDeCo。余力の部分でNISA」
「節税を考えるほどではないならまずはNISAで、少しでも早く資産の塊を作る」
そしてどちらにも言えることは
「半年から1年暮らせる程度の金額は預金で持っていることが重要」
とお伝えするようにしています。
本日3月14日と来週の21日にFMぐんまの番組『ミミヨリ!MONEY』で私が「ほったらかし投資」についてお話しします。
お時間のある方はぜひ聞いてみてください。
午後3時55分からの5分間番組です。
リアルタイムで聴けない方はradikoでどうぞ!