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彼岸花
2023.10.05
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは。女屋です。

昨日の伊勢崎市の最高気温は20.5℃と、
これまでの猛暑が噓のように寒い一日となりました。
季節が進んでいることを教えてくれるかのように、
田んぼのあぜ道では彼岸花が咲いています。

小さい頃に「持ち帰ると火事になる」という話を聞いて以来、
怖いイメージを持っていた彼岸花ですが、
写真を撮るようになってからはお気に入り花となりました。
鮮やかな赤色や、その独特の形はもちろんですが、
夏の終わりという少し寂しい時期に咲くことも大きな理由なのかもしれません。

Wikipediaによると、日本で繁殖している彼岸花は種で子孫を残すことができないとのことで、
人の手が一切入らないような場所に、突然育つことがない植物とのことです。
あぜ道や墓地でみられるのは、根に毒があるためで、
ネズミやモグラ、虫よけのために植えられたと考えられています。
そう考えると、今あぜ道に咲く彼岸花は、かつて誰かが田んぼを守るために植えたもので、
その場所で彼岸花を植えた方の、生きた証なのではないかと感じてしまいました。

頻繁に草刈りが行われているあぜ道で刈られることもなく、
彼岸になると一斉に咲く彼岸花は、
植えた方の思いが花となり、毎年咲き続けているのではないかと勝手に考えてしまいました。

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