おはようございます。楢原です。
先日、会計事務所のDX推進を目的とした会に参加してきました。
紙をはじめとしたアナログ文化がなかなか抜けない会計業界ではありますが、数年前から始まったこのこの会には、年々参加事務所が増え、各事務所のDXに対する興味がうかがえます。
当初はRPAの活用をメインとしていましたが、最近はMicrosoft365やAI-OCRも取り上げ、幅広い知識・技術の共有を図っているところです。
この会ですが、弊社は初年度から参加させていただいています。
久しぶりに直接お会いできた方もいて、とても嬉しく思いました。
また、当初から参加している他の事務所では、エンジニア職の方を新たに採用しているところもあり、技術的な話では大変参考になりました。
とは言っても、紙文化の会計業界。弊社ほどペーパーレスを推し進めることが出来ている事務所はなかったようで、キャビネットにほとんど書類がなくなってきているとお話しするととても驚かれました。
ペーパーレスを進めようとしても、紙に慣れ親しんでいる職員、特に年配の方には、PDFは見難く感じるようで抵抗されるとのこと。
わかります。私も紙は好きです。
でも、PDFをタブレットで表示すると、紙と同じように書き込みもできるし、拡大できる便利さは、実感していただくことができるかもしれませんとお話ししました。
やり方を変えるというのは、その瞬間は難しく感じたり、慣れないためにかえって時間がかかったり、抵抗を感じることも多いかもしれません。
けれど、一度やってみると、意外と有用性に気付ける可能性もあります。
まずはやってみる。
私もこのスタンスで取り組んでいこうと思います。
最後に、帰りの飛行機が遅れたおかげで見ることのできた雲の上の夕焼けです。