お疲れ様です、小野です。
少し前の話ですが、アメリカの経済誌フォーブスが2023年版の長者番付を発表しました。
1位 ベルナール・アルノー
2位 イーロン・マスク
3位 ジェフ・ベゾス
1位の人、あまり聞いたことが無い名前です。
ここ数年、世界の長者番付といえば、アマゾンのジェフ・ベゾス氏やテスラのイーロン・マスク氏、少し前だとマイクロソフトのビル・ゲイツ氏などが記憶に新しいところではないでしょうか。
そのベルナール・アルノーさんですが、誰かというとLVMH(モエ・ヘネシー・ルイヴィトン グループ)のCEO。ルイヴィトンの他、ブルガリやセリーヌなど75程のブランドを所有しています。社名にもあるようにお酒からファッション、時計・宝石・化粧品などの事業展開をしています。
世界の投資がアメリカのテクノロジー企業へ向かっている中、ピークは一時的に過ぎましたが、その中でも勢いのあるアメリカ企業を抑え1位に躍り出たことは非常に驚きました。業績回復はコロナの後の需要増加による影響もありますが、コロナ以前から企業買収も数多くしていおり、着々と巨大グループになっていったところが今回の1位に繋がったようです。
アメリカ企業のテクノロジーが世の中を牽引しているなか、富裕層向けブランド企業による躍進は今後の経済の潮流を反映しているように感じます。