上毛労務の今泉です。
顧問先の経営者の方とのお話で、最近またよく聞くようになったな…と思う内容があります。それは、社員に対し困惑するというもの。
仕事のことで注意やアドバイスをすると、ふてくされる、返事をしない、逆上する等。日頃、いくら人前できれいな言葉づかいや所作を行っていても、ふとした時の言動にその方の心の中が見えてきます。相手を見下す思いや、やってあげたのに…と。今までは、個人の考えだから仕方ないとも思う部分もありましたが、どんな言動にもその人の心があります。どんな考えでそういう行動をとったのか、発言したのか。人の感情と行動についての知識が今後はさらに必要だと、改めて感じています。
「目に見えるもの」が大切に思えても、「目に見えないもの」に対しては意識が薄れがちかもしれません。木は、土に隠れている根が養分や水分を送ることで枝葉が育ちますが、根が枯れると枝葉も枯れてしまいます。人の心も同じです。
心は目に見えないからこそ、意識して養っていきながら、人間関係も豊かにしていきたいですね。