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小銭貯金にご用心
2021.11.15
カテゴリ : 日々つれづれ

こんにちは、総務の藤井です。
先週の小暮のブログに続き、私もキャッシュレスに関するお話をひとつ。

キャッシュレス化が遅れているといわれる日本ですが、ここ数年は政府も必死でキャッシュレス推進を進めいています。
2019年10月の消費税率変更に合わせて9か月間行われたキャッシュレス・消費者還元事業では、多くの事業者がキャッシュレス決済の導入に踏み切り、またこれまで現金で支払いしていた消費者もキャッシュレス決済を試みるようになりました。
弊社でも数年前から顧問料の口座振替を導入し、さらに昨年はクレジット決済も導入してキャッシュレス化を推進。
お客さまからも「便利になった」との声をいただいております。

そんなキャッシュレス化の流れを受けて、硬貨の預け入れに関して手数料の値上げを行う金融機関が増えてきました。
その筆頭がゆうちょ銀行。
これまで硬貨の預け入れに関して枚数制限もなく手数料も取っていなかったゆうちょ銀行ですが、2022年1月17日から有料になります。
窓口での預け入れや払い込み時に持ち込む硬貨の枚数が50枚を超えると枚数に応じた手数料が発生します。
極端な例ですが、「1円玉を100枚(100円分)預け入れる場合に支払う手数料は110円」という現象も起きてしまうわけです。
ATMの場合はもっと厳しく、預け入れや払い戻しに効果を伴う場合は1枚から手数料がかかる仕組みです。
ATMで1円引き出すための手数料が110円かかるというわけです。
ゆうちょ銀行以外の金融機関でも硬貨の預け入れに手数料を設けているところは多いため、この先硬貨を手元にたくさん置いておくことは後々余計な手数料を払うことにもなりかねません。
ご自身の使う金融機関の効果に関する手数料をぜひ一度確認しておいてください。

貯金箱に小銭を貯めて、いっぱいになったら銀行に持っていって通帳に記載された金額を見てニマニマ。
何に使おう。旅行に行こうか。美味しいものでも食べようか。
そんなお楽しみのために小銭貯金をしている方もいらっしゃるはず。
せっかく貯めたお金を少しでも減らしたくないなら、貯金箱は小さめサイズを選ぶか、いっぱいになる前に金融機関に預け入れをするのがおすすめです。
なんとも味気ない世の中ではありますが、自分のお金を守るためには細かいところも気を配る必要があるんだなというお話でした。

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