藤井経営の牛房です
コロナ禍の拡大で、菅政権に批判が集中しています。すべてが政治の責任というわけでもないと思いますが、このような状況での菅首相の発言に注目が集まっています。特に伝える言葉の曖昧さが目立っているように感じます。
1月4日、わずか30分ほどの年頭の会見では、菅首相がよく繰り返した言葉に、「思います」と「思っています」がありました。普段から原稿に目を落とし朗読するような答弁をしていますので、そこからは強いリーダーシップを感じることはないと思います。
一方、1月20日に誕生したバイデン大統領の就任演説では身振り手振りを交え自分の言葉としての伝える力を感じる内容だったように思います。特に史上初の女性副大統領に就任したカマラ・ハリス氏の11月7日の勝利宣言時のスピーチなどは世界中の人たちから絶賛されているようです。
日本は昔から、「経済は一流、政治は三流」などと言われてきましたが、私たちの業務も伝える力が求められる場面が大変多いのでそういった点も培っていきたいものです。