藤井経営の海老澤です。
暑い日が連日続いていますね。こう暑いと仲間内で飲む機会も増えるのではないでしょうか。さて飲み始めに何気なくやりがちな「乾杯!」の合図ですが、一体いつから始まったのか?どんな意味が込められているのか?ご存じですか?
ヨーロッパでは、宗教的な儀式のほかに、乾杯時にグラスを当てる衝撃によって中身を飛ばし、それをお互いに飲むことで毒が入っていないことを確認するという意味もありました。これは当時、酒の席での毒殺が横行していたことからなんですって。
「毒味」という物騒な理由から始まった乾杯ですが、次第に酒宴の席での楽しい行為へと変わっていくわけです。お互いの杯を交換し合うというのは「あなたを信頼していますよ」という意思表示にもなって人間関係が円滑になりますよね。それが男女間であればなおさらですよね。さて日本において乾杯が行われるようになったのは比較的歴史が浅く、幕末の頃だそうです。当時、日本はイギリスとの外交交渉後の晩餐会で事務方の役人が突然立ち上がり、「乾杯!」と大きな声で叫んだ・・・というのが日本における最初の「乾杯」です。乾杯の意味や由来についてでしたがいかがでしたでしょうか。昨今では「うえーいwwww」するための口実に使われているだけのように思える「乾杯!」にはこんな意味が込められていたのですね。
仕事仲間の距離を近づけるコミュニケーションツールとして、乾杯の本来の意味を知った上で今後「乾杯!」をやってみてはどうでしょう。