おはようございます、藤井経営の斉藤です。
選抜高校野球が今週の3月23日から始まり、いよいよ野球のシーズン到来ですね。
私の小学生の子ども達も、先週の土曜日から春の大会が始まりました。
今、小学生の野球で話題になっていることがあります。それは、投手の球数制限です。子どもの肘や肩の故障を予防することを目的に、投手の投球数を一日70球に制限するルールが今年の秋の大会より始まります。
一試合当たり投手が投げる投球数が100球程度と言われているので、制限の70球はそれよりも少ない投球数となっています。その為、各チームは投手ができる選手を多く育てる必要があり、野球の試合自体も大きく変わっていくことが予想されます。
子どものケガを防止するための良いルールだと思いますが、現状、野球をする小学生が減っており、選手が10人程度の人数の少ないチームにとっては、今回の球数制限は死活問題です。人数の少ないチームは球数制限の影響により、小学校低学年の子どもが投手をする可能性があり、逆にケガを防止するためのルールがケガをさせてしまうルールになりかねないのです。
子どもにケガをさせない為には、球数制限等のルール設定も必要ですが、子ども達が野球をする環境も変えていく必要があるのではないでしょうか。