昼間は20℃を超える日になり、過ごしやすい日が続いている。旧暦では八十八夜。朝夜はまだ肌寒いが、「夏もちかづく・・・」とあるように、また暑い日が近づいていることは確かだ。実際の「茶摘み」は地方により差はあるようだが、若葉が多くなっているのは確かで、なんとなく気持がいい。
「お茶」というと思い出す言葉がある。あまり縁起のよい言葉ではないが「お茶っぴき」。
まだ、働き始めて2,3年目の頃、担当した新しく開業したばかりの寿司屋さんとの会話のなかで、「参ったよ、昨日はお茶っぴきだったよ」といわれ、何のことかわからず聞き返し「お茶っぴき」の意味を教えてもらった。「お客が一人も来なかった。」
初めて聞く言葉に興味があったのか、新しく担当したお客との会話に興味があったのかどちらかは覚えていないが、いまだに、この言葉を思い出すたびに、あの人に教わったということも思い出す。普段、使う言葉ではないが、何故か忘れない。聞いていたときの気持ちの問題なのか?
もともと忘れやすい頭の私だが、最近特にひどい。普段の会話を適当に流して聞いてしまっているのか?(それだけではないと思いますが・・・)
新しい人と出会う機会が多い時期ではありますが、まず相手の話をよく聞くことも良いコミュニケーションを取ることのひとつです。
自分の意見を言うことも大切だか、相手の話を聞くことの大切さを再認識しています。